どうぶつ
留守番中に地震発生 いぬの行動に5.4万人が感心 「すごい! 動物の本能だ」
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地震、台風、火事などの災害は、いつ起こるかわかりません。大切な愛犬を守るためにも、日頃からさまざまな備えが必要です。X(ツイッター)では、留守番中のいぬが地震発生時に取った行動が話題に。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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5.4万人が感心した「すごい!」行動
今月9日夜、神奈川県西部を震源とする最大震度5弱の地震が発生しました。前日に気象庁が「巨大地震注意」を発表していたため、Xは騒然。そんななか、1匹でお留守番をしていたポメラニアンの行動に大きな注目が集まりました。
「地震強かったみたいだね……。神奈川県民だけど飼い主外歩いてて気づかなかった。カメラ確認したらレオくん揺れ始める前にこたつの下に避難してた」
投稿には、室内を映すペットカメラの映像が添えられています。ポメラニアンは奥の部屋で寝ていましたが、何かにはっと気がついた様子。そしてすぐさま、隣の部屋にある、こたつ布団が上げられたローテーブルの下に飛び込みました。
その直後、ガタガタと部屋が揺れ、地震が起きたことがわかります。揺れはすぐに収まりましたが、ポメラニアンは怖かったのか「ワンッ」と鳴きました。
投稿は反響を呼び、5.4万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「すごい! 動物の本能だ」「賢いわんちゃんだ。人間より早く何かを感じ取れるんだな……」「お利口さんだね。怖かったね」「偉すぎる……。避難訓練バッチリ」「迅速。頭いい」など、たくさんのコメントが寄せられています。
レオくんが安心する場所は「こたつの中」
もうすぐ2歳になるポメラニアンの「レオ」くんは、おとなしく甘えん坊な男の子です。
今回話題になった動画は、飼い主さんが外出しているときに撮影されました。レオくんが一目散に駆け込んだこたつは、普段からよく潜っている場所。そのため、飼い主さんは外出する際に気をつけていることがあります。
「こたつの中はレオが安心できる場所のようで、留守番中に入っていることがよくありますね。苦しくならないか心配なので、出かけるときは、念のため上げておくようにしています」
ペットカメラを使い、レオくんの安全に普段から注意を払っている飼い主さん。地震があった日は、発生から5分後に帰宅しました。飼い主さんが帰ってくるまで、レオくんはこたつの中で待っていたそうです。
飼い主さんがすぐに帰ってきてくれて、レオくんもホッとしたはず。すぐにこたつから出てきて、いつもよりも甘えてきたそうです。
「怖かったと思うので、しばらく膝の上に乗せて撫でていました。地震のときは、すぐにこたつへ避難します! 雷が鳴ったときも同様で、すぐ避難します。おいでと手を広げても、こたつの中に一直線です」
最近は、あちこちで地震が増えています。そのため飼い主さんは、普段からレオくんとクレートに入る訓練をし、水やエサ、トイレシートの貯蓄をしているそう。災害はいつ起こるかわからないので、日頃からの準備はとても大切ですね。
レオくんの普段の様子は、YouTubeチャンネル「ウルフセーブルのレオ」やインスタグラム(wolfsableleo926)でも見ることができますよ。
○取材協力:レオ(@WolfSableLeo926)さん
(Hint-Pot編集部)