訪日外国人が楽しみにしていることのひとつが、日本の食事です。母国との違いを感じながら、日本ならではの料理を味わうことは、旅の大きな魅力であると言えます。日本の料理の多様性や独自性に感動し、驚く人も少なくありません。それでは、具体的にどんな料理を楽しんでいるのでしょうか。

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「シンプルな味わいに驚きました」　母国との違いを実感

　初めて日本を訪れたアメリカ人のチェンさんは数日間の滞在。フィリピンにも足を伸ばすそうです。日本滞在中は神社を訪れ、その歴史と伝統に深く触れ、日本の独特な雰囲気を満喫しているようです。

「写真を撮ったり、横断歩道を見たり、買い物を楽しんでいます。平和でリラックスした時間を過ごしています」

　日本の公共交通機関の利便性にも感心。アメリカでは多くの地域で車を使わざるを得ないため、日本の電車やバスのシステムはまるで“異世界”のように感じられたとのことです。

「日本の電車やバスの便利さには驚きました。とても使いやすいと感じています」と語り、日本の公共交通機関の細やかな配慮と時間通りの運行に感銘を受けたことを明かしてくれました。

　さらに、日本での食事にも大いに感動している様子で、特に「ラーメン」がお気に入り。地域によって味付けの異なるラーメンやうどんといった麺類は、日本の食文化の魅力のひとつであるとも言えます。チェンさんは念願の“日本のラーメン”にありつけたとか。

「日本のラーメンはとてもおいしいです。（食事全体の感想として）砂糖が少なくて味に深みがあります。アメリカでは砂糖が多すぎるので、日本のシンプルな味わいに驚きました。おいしい食べ物がリーズナブルに楽しめることにも驚いています」と話してくれました。

　日本での滞在を通じて、その独自の魅力を感じ取ったチェンさん。今後もアメリカでは味わえないようなおいしいものを探して、日本を再訪してほしいですね。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）