子育てママが“ひとり時間”を過ごすためにひとときの外出。家に帰ってきたら、「旦那が段ボールだけでおもちゃ作ってた」――。なんと、配偶者さんのサプライズ工作が出来上がっていたのです。家にあるおむつ用の段ボールを活用した知育玩具。赤ちゃんもすっかりお気に入りだそう。ネット上で「天才だ」と驚嘆を集める、手作りおもちゃの秘話をお聞きしました。

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ものづくりに関わる仕事ではなく、「完全に趣味です」

　器用に組み立てられた4本のレール。ボールを置いて手を離すと、ゆっくり転がって落ちていきます。カラフルなボールが、カラコロ、カラコロと心地よい音を響かせます。木工ボンドで接着して組み立てたそうで、素朴な雰囲気も印象的な仕上がりです。

「帰ってきたら旦那が今日1日で段ボールだけでおもちゃ作ってた～～！！　先週参加した知育玩具の会で子がこういうの嬉しそうに見てたから作ったらしい～～～！！　すごすぎる～～！！笑」

　X（ツイッター）に投稿したのは、はち7m（@hachi_2311）さん。30代の夫婦で、長男は生後7か月。配偶者さんの仕事はものづくりに関わる職業ではないそうで、「完全に趣味です」とのことです。

　それにしても、DIYとは思えない完成度。配偶者さんは「段ボールの特徴を生かして、折り目の付け方や、組み方を工夫して作成しました。段ボールながら強度を保ちながら、おもちゃとして遊べるカタチにしてみました」と、オリジナル制作のコツを教えてくれました。

　はちさんは「まさか外出している半日の間にこんな面白いものを作っているだなんて！　と驚きました」と、配偶者さんの発想力に感心。乳幼児の長男も魅了されているようで、「息子は朝起きてきて目の前でボールを転がしてあげると、手足をバタつかせて大喜びしてくれました。とっても気に入ってくれたみたいです」。自家製おもちゃは、家族を笑顔にさせてくれる存在になっています。

長男は「手足をバタつかせて大喜びしてくれました」

　投稿は8000件超の“いいね”が集まる大反響で、「これ、手作りですか!?　音まで完璧すぎます」「旦那さんピタゴラスイッチとかも作れちゃいそう」「旦那さん、天才だ」「これ段ボールで作れるのすごすぎる！！！！！」など、称賛の声が続々寄せられています。

「この日はひとり時間をもらったので自分の時間ができました。晩酌しながら夫婦で今日お互いにあったことを報告していました。その際に、『（家に帰ったら）急にこの作品が出てきてびっくりした！』ということをフォロワーさんに共有したくなって投稿したのですが、思った以上に皆さんに見ていただけて、さらに褒めていただけてうれしかったです！　ありがとうございました」とはちさん。これからも配偶者さんのあっと驚く“作品”が楽しみですね。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）