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「一瞬で何作ったのかわかる」レゴ作品が話題 コピー機や消火器などに「リアルすぎでしょ」の声
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子どもの頃に、プラスチック製の組み立てブロック玩具で遊んだ記憶がある人も多いでしょう。そのなかでも、北欧デンマーク生まれのレゴブロックは、趣味として遊ぶ大人も少なくありません。さらに、レゴに認定されたプロビルダーの活躍がメディアに取り上げられるなど、趣味の域を超える人も。X(ツイッター)では、コピー機や消火器などをレゴで再現した作品が大きな話題になっています。投稿者のジュネ(@jeunetleaf)さんに詳しいお話を伺いました。
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少ないパーツ数で制作 実物は5~6センチほど
「レゴでなるべくパーツ少なめの手頃な大きさでリアルに作るのが好きです」
そんな言葉が添えられたジュネさんの投稿には、オフィスで見慣れたコピー機や、ドラム式洗濯機、消火器、ホチキスが並んでいます。ブロック特有のカクカクした感じは少なく、消火器などは丸いフォルムが滑らかで、かなりの再現度です。
投稿には4000件を超える“いいね”が集まり、リプライ(返信)には「このパーツ数で複合機のメーカーまでわかる仕上がりなのかっこいいです」「一瞬で何作ったのかわかるのはすごいよな。とくに消火器(笑)。リアルすぎでしょ」「すっごい!! レゴ好きの息子に見せます!!」といった称賛の声が上がっています。
写真ではサイズがわかりにくいですが、実物はいずれも5~6センチほど。使ったパーツの数は「コピー機は45個、消火器は22個、洗濯機は小物を除いて70個、ホッチキスは20個」だとジュネさんは明かしてくれました。
制作時間は、こういった小さめのサイズの作品の場合、仮完成させるのに大体1~2時間ほど。さらに気づいた部分をより良い形になるよう、パーツをいろいろ吟味するため、形が決まるまでは意外と時間がかかるといいます。
「今回の作品は完成度を上げるためのパーツ変更をとくに重視し、何パターンも試しました。正解や完成がいく通りもある、自由なレゴの世界。また魅了されるパーツに出合い、更新したくなるときがあるかもしれません(笑)。リアルに仕上げるコツはパーツの『見立て』を重視し、うまく作品の中に取り入れること。それに頭を捻るのは大変ではありますがとても楽しいものです」
子どものおもちゃを買いにいったら… ハマってしまったレゴの魅力
ジュネさんがレゴの魅力にハマったのは、2016年。当初、玩具店にはお子さんのおもちゃを買うつもりで訪れたそうです。
「展示してある素敵なレゴの製品に惹かれて、後日、自分用に買ったのが始まりです。組み立てていくうちに、そのおもしろさと奥深さに魅了され“これはもっと極めると、楽しみが広がりそうだ”と思いました」
もともと工作や手芸など、細かい作業が好きで凝り性だというジュネさん。お子さんと遊びながら即興で作るうち、夢中になったといいます。今回話題になったのは、家電や機器、用具、文房具といった単品の作品ですが、実にさまざまなジャンルで多くのものを制作しています。
「作品をまとめているフォルダの写真の数は、トータルで630ほどありました。作品のジャンルは多い順にかわいい系、身近なものなどの再現、レトロで懐かしいもの、クリスマス関連のもの。ほかに建物やミニチュア、思わずクスッとなるシュールなもの、ギアを使った動くレゴなど、作りたくなったものはどんどん形にするので、本当にさまざまですね」
今回、その一部が大きな話題になったことを「これがレゴ!? となる驚き。身近なものをレゴで作り、よりおもしろさを感じていただけたら……と思っていましたのでとてもうれしいです」と語ったジュネさん。
レゴは年齢や技術に関わらず、自由に表現できて可能性が無限にあり「純粋に創造する楽しみに浸れることも魅力」だと言い、レゴを通じてたくさんの交流も広がっているそうです。
そんなジュネさんは、作品の制作過程をYouTubeチャンネル「ジュネチャンネル」でも公開中。なんと、動画のBGMもジュネさんが手がけています。細かなパーツから実際の手順まで丁寧に解説した動画は、目でも耳でも楽しめますよ。
(Hint-Pot編集部)