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「用意しておくのが大切」 覚えておきたい携帯トイレの使用方法を警視庁が図解付きで紹介

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

どんな状況でも必要になるトイレ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
どんな状況でも必要になるトイレ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 地震や台風など、自然災害が多い日本。日頃から防災意識を高め、非常用持ち出し袋や食料などを備えている人も多いでしょう。ただ、そのなかには普段あまり使うことがないものも。いざというときのために、使い方を覚えておきたいですよね。そこで、警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)は、日常生活ではあまり使用しない携帯トイレについて図解付きで紹介しています。

 ◇ ◇ ◇

「災害時、食料とともに大切なのがトイレです」

「災害時、食料とともに大切なのがトイレです」の書き出しで、携帯トイレの重要性を呼びかけた、X担当者さん。トイレを我慢するのは、体に負担をかけるだけでなく、精神的にも大きなストレスになるといいます。

 もしもの事態に備え、担当者さんは「1日5回×7日分で35回分」の携帯トイレを用意しているそうです。そして、「個人差がありますが、我慢せずに済む数を準備しておきましょう」と注意喚起。また、自宅のトイレを利用した、携帯トイレの使い方について図を添えて紹介しています。

【携帯トイレを自宅で使う方法】
1. 便座を上げる
2. 便器にゴミ袋をかぶせてから便座を下ろす
3. 便座に携帯トイレの袋をかぶせる
4. 使用後は凝固剤を入れ、携帯トイレのゴミ袋ごと捨てる

 図解では、その後の処理のために「2でゴミ袋をかぶせておくことで、便器内の水で携帯トイレの袋が濡れるのを防げます」と説明。使用後の携帯トイレを処理しやすくするためにも、覚えておきたいポイントです。

 使ったあとの携帯トイレの処分方法は、自治体によって異なりますが可燃ゴミの扱いが多いそう。ただし、収集時に注意が必要だったり、処分する施設が異なったりするため「し尿ゴミ」とわかるようにしてから出すようにしましょう。

 もしもに備えて覚えておきたい情報に、リプライ(返信)や引用リポストには「とくにこれから季節は冬場に向かいます! 切実なことです」「用意しておくのが大切 黒いゴミ袋と猫砂でも代用できるし、猫砂の防臭効果はすごいよ」「小だけなら、尿取りパッドを袋に入れてからするのもあり」などの声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)