まだ暑い日が続いていますが、暦の上では秋を迎えています。秋といえば、食欲の秋、芸術の秋……さまざまな楽しみ方がありますよね。X（ツイッター）では、読書の秋を先取りしたかのようないぬが話題になっています。開いたままの本のそばで仰向けになっている姿は、まるで本を読み疲れてひと休みする人間のようです。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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まるで人間のようにソファで仰向けになるいぬに1.2万“いいね”

「トイレ行ってる間に場所取られてて、ぱっと見、読書して疲れたいぬになってる」

　そんなコメントとともに投稿された写真に写っていたのは、ソファの上で仰向けになっているいぬです。枕代わりのクッションに頭をのせ、ゆったりと体を伸ばしています。目はぱっちりと開いているものの、天井を見つめてぼんやり。まるで考え事をしているかのような表情です。

　そして、その横には開いたまま伏せられた、読みかけの小説が置かれています。飼い主さんが読んでいたもののようですが、偶然が重なり、まるでいぬが読書の途中でひと休みをしているような光景です。

　この写真がXに投稿されると、1.2万件の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「そうね。遠くを見て目を休ませないとね」「めっちゃ読書犬っぽい」「文学少女だね」「読書してお利口さんだねっ」などの声が寄せられています。

ソファで飼い主さんとゆったりするのが好きなこまちちゃん

　ゆったりとした時間を過ごしていたのは、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークで4歳の「こまち」ちゃん。明るく好奇心旺盛な女の子です。ボール遊びが大好きで、高く投げたボールをキャッチするのもお手のもの。縄跳びをぐいぐい引っ張り、飼い主さんを遊びに誘うこともあるそうです。

　元気に運動をしたあとは、飼い主さんとソファでのんびりするのが定番。しかし、飼い主さんが席を離れると、すかさず場所を占領してくつろいでいるのだそうです。

「席を立つと場所を取られるのは日常のことなので、驚くことではありません。しかし、この日は部屋に戻ると、私が読んでいた本がちょうど良くマッチしていました。まるでこまちが読書していたような光景になっていて、思わず撮影しました」

　飼い主さんも驚くほど、人間味あふれる仕草を見せたこまちちゃん。普段から、枕を器用に使って人間のように眠ることもあるそうです。

　その後、飼い主さんはソファの下で読書を再開し、こまちちゃんはそのまま眠りについたといいます。こまちちゃんはこれからも、お気に入りのソファで飼い主さんと穏やかな時間を過ごしていくことでしょう。

○取材協力：こまち@彩（@komachiaya_）さん

（Hint-Pot編集部）