Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

災害時に炊飯器を使わずごはんを炊く方法 警視庁が伝授した炊飯方法 おいしくできるかやってみた

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ポリ袋と炊飯器 どちらのごはんがおいしい?

 ポリ袋で炊いたごはんと、炊飯器で炊いたごはん。見た目や味わいに違いはあるのか、炊きたてを比べてみましょう。

ポリ袋で炊きあがったごはん【写真:Hint-Pot編集部】
ポリ袋で炊きあがったごはん【写真:Hint-Pot編集部】

 まずは見た目。ポリ袋で炊いたごはんを、茶碗に盛りつけてみましたが、炊飯器で炊いたごはんと変わりなく、見た目には差を感じません。

ポリ袋で炊きあがったごはんの粒立ち【写真:Hint-Pot編集部】
ポリ袋で炊きあがったごはんの粒立ち【写真:Hint-Pot編集部】

 近くで観察してもツヤがあり、粒立ちも気にならずおいしそうです。炊飯器で炊いたごはんと比べても、どちらがポリ袋で炊いたごはんか見た目ではわからないほどです。

炊飯器で炊いたごはん(左)とポリ袋で炊いたごはん【写真:Hint-Pot編集部】
炊飯器で炊いたごはん(左)とポリ袋で炊いたごはん【写真:Hint-Pot編集部】

 いよいよ実食。結論から言うと、見た目は同じでしたが、食べ比べてみると味や食感に違いがありました。

 もちろん、ポリ袋で炊いたごはんも十分おいしく食べられる完成度なのですが、炊飯器で炊いたごはんと比較すると味がやや落ちてしまう印象です。少し硬めの食感で、米特有の甘みがあまり感じられませんでした。

もしものときだけではなく普段から使える炊飯方法

 おいしさを求めるのであれば、やはり炊飯器で炊いたごはんなのかもしれません。しかし、ポリ袋の炊飯は簡単にできるので、覚えておけばアウトドア時や急いでいるときも十分に利用できそうです。いざというときにも慌てず炊けるよう、日常でも訓練としてたまにポリ袋でごはんを炊いてみるのもいいでしょう。

(Hint-Pot編集部)