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「ここまでコンパクトなタイプはあまりない」 ニュージーランド人が日本の暮らしで驚いたこととは
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日本で働く外国人は年々、増加しています。日本で就職するとなると、不安に感じるのは住む場所や生活環境。日本で英語教師をしているニュージーランド人の男性は、暮らし始めた当初不安に感じることありましたが、今ではすっかりなじんでいると答えました。いったい、それはどんなことなのでしょうか?
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1Kアパートでひとり暮らしを謳歌
現在、長野県松本市で英語教師として働いているニュージーランド人のイハカさん。2年前から日本で暮らしています。
今でこそ日本の環境にすっかり溶け込んで生活していますが、当初は戸惑いを隠せなかったことがあるといいます。
「会社が用意してくれたアパートに住んでいるのですが、最初入居したときは、寝室がないよ! どこで寝るの!? と思いました(笑)」
イハカさんの部屋の間取りは1K。キッチンと部屋が分けられているとはいえ、ベッドルームとリビングが一緒なことに驚きを感じたようです。
手狭な部屋で増えすぎた服
イハカさんによると、ニュージーランドの住宅は、日本に比べて広いことが多いようです。
「ニュージーランドの都市部にも、ひとり暮らし向けにこういうタイプのマンションはあります。しかし、ここまでコンパクトなタイプはあまりないかもしれません」
1Kタイプにあまり慣れていないイハカさんが窮屈に感じてしまったのは、間取りだけが問題ではないようです。
「小さな私の城という感じで気に入っているんですが、私はとにかく服が好きなので手狭ではありますね。日本で私のサイズの服を買うのは難しいので、オンラインで服を買うことが多く、とにかく買いすぎてしまいます!(笑)帰国するときは母国に送るか、チャリティ、もしくは古着屋に持っていくしかないかなと思っています(笑)」
日本へ来て、イハカさんはファッションの好みが大きく変わったといいます。お姉さんからは日本で「ファッションがアップグレードされた」と褒められたことも。また、日本のラーメンにもどハマリしているそうで、衣食住すべてにおいて、すっかり日本の生活になじんでいるようです。
嗜好が“日本人化”していると語るイハカさん。これからも、日本の魅力をたくさん見つけてくださいね。
(Hint-Pot編集部)