どうぶつ
「これがこうなる」 ボロボロだった子ねこが美しく成長 ビフォーアフターに驚きの声 「まったくの“別ねこ”」
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目が癒着し、かなり衰弱した状態で保護された1匹のねこ。優しい人たちによって命が救われ、驚きの変貌を遂げました。当時の様子と美しく成長した姿に、X(ツイッター)では5万件を超える“いいね”が。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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「#保護ねこのビフォーアフター」に驚きの声
「これがこうなる」
ハッシュタグ「#保護ねこビフォーアフター」を添えて投稿された、2枚の写真。1枚目には、目ヤニでまぶたがくっついてしまい、目がうまく開かなくなっている子ねこが写っています。鼻の周りもガビガビに。痛々しい姿をしています。
2枚目には、仰向けになった成猫が写っています。1枚目の子ねこからは想像できないほど目をぱっちりと開き、グリーンの澄んだ瞳が印象的です。たくさんの愛情を注がれて育ったことがわかります。
驚きのビフォーアフターがXで公開されると、5.2万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「幸せが顔に表れてきますよね」「なんとお美しくなられて」「すごくきれいに愛くるしくなって幸せになりました」「まったくの“別ねこ”」など、たくさんの声が寄せられています。
愛情を注がれ、すくすく成長したねんねちゃん
ビフォーアフターが話題になったのは、元保護ねこの女の子「ねんね」ちゃん。保護したのは、飼い主さんの娘さん夫婦でした。
発見されたとき、ねんねちゃんは交通量の多い道路上をフラフラと歩いており、今にも車にひかれそうな状態だったそうです。見るに見かねて保護したものの、娘さん夫婦が住む物件はねこと暮らすことができませんでした。そこで、事情を聞いた飼い主さんが、悩んだ末にお迎えすることにしたそうです。
保護当時のねんねちゃんはかなり衰弱しており、将来、目が見えないかもしれないと言われていました。元気に育つことができるのか、とても心配されていたといいます。
そんな不安をよそに、ねんねちゃんはすくすくと成長。3匹の先住ねこにもかわいがられ、今では家族の中で一番の元気っ子です。愛情を込めてお世話をすれば、こんなにも変わることを、飼い主さんは身をもって示しています。
「今回の投稿で、たくさんの方に保護ねこのかわいさを伝えることができてうれしく思います。『保護してくれてありがとう』というリプライが何件かありましたが、ねんねが来て幸せが増えたので、『こちらこそありがとう』という気持ちです」
飼い主さんは、これからねこをお迎えしたいと考えている人はぜひ「保護ねこという選択肢もあるのだと知ってほしい」と話します。ひとつでも多くの小さな命が救われることを、願わずにはいられませんね。
○取材協力:たぬKIKI(@tanutanu_cat)さん
(Hint-Pot編集部)