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「珍品どころの騒ぎではない」 築130年の家から依頼されたトイレ工事 訪問して見た光景に衝撃

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

築130年の家にあった「文化財的価値も高い」ぼっとん便所

依頼者さんの家に実際にあったぼっとん便所【写真提供:ザコ設備【公式】 敗北を知りたい設備屋(@zaCoSETSU)さん】
依頼者さんの家に実際にあったぼっとん便所【写真提供:ザコ設備【公式】 敗北を知りたい設備屋(@zaCoSETSU)さん】

 依頼者さんの家は、なんと築130年。かなり珍しいタイプのぼっとん便所で「文化財的価値も高い」ということもあり、「もし便器を撤去するのであれば、工務店などを交えてお客様と相談し、しかるべき場所への寄贈なども考えたいと思います」と投稿者さんは話します。

 100年以上も前からあるタイプのものでしたが、「日本各所にまだこのような便器が残っている、もしくは見かけたことがある」というコメントが多く寄せられ、とても興味深かったという投稿者さん。日本にはこのような“お宝”が、まだまだたくさんありそうですね。

 ちなみに、投稿者さんによると、今回のトイレを水洗トイレにするには、かなり大がかりな工事が必要になるとのことです。

「ぼっとん便所を水洗にする工事には、主に2つの方法があります。ひとつは、槽を新たに作り、そこに便を流し落として汲み取る簡易水洗方式。もうひとつは、既設で下水管が目の前の道路まで敷設されているのでしたら、そこから新たに宅内に汚水管を引き込んで完全に水洗化してしまう水洗式があります」

 依頼者の願いを叶えるために、幅広く対応している投稿者さん。「水道関係のお困り事は、県内ならどこへでも駆けつけます!」と頼もしく結んでいます。

○取材協力:ザコ設備【公式】 敗北を知りたい設備屋(@zaCoSETSU)さん

(Hint-Pot編集部)