カルチャー
「買うのが楽しみなんです」 オーストラリア人一行が日本でハマった、毎晩コンビニで購入しているものとは
公開日: / 更新日:
仕事の日でも休日でも、一日の終わりにリフレッシュしたくなる人は少なくないでしょう。オーストラリアから日本を訪れている家族は、滞在中に毎日の恒例になっていることがあるそうです。いったい、どのようなことをしているのでしょうか。
◇ ◇ ◇
親友一家とともに2家族で3週間の日本旅行を満喫中
オーストラリアから家族で日本を訪れているケイトさん一家。子どもたちの夏休みを利用し、40年来の親友一家とともに3週間の日本旅行です。
「13年前に1度訪れた日本を、今度は子どもたちと訪れたい」と、親友から誘われたケイトさん。今回の旅は、2家族で総勢8名という大所帯で大阪、京都をめぐり、最後に東京を観光中でした。
日本で楽しんでいる食について聞くと、外国人にも人気の居酒屋で食べた、日本人の定番おつまみが気に入ったそう。
「夜ごはんで頼んだ枝豆が最高でした。オーストラリアではだいたい、冷凍ものしか食べられないので……。おいしかったですね」
夏が旬の枝豆は、大豆を栽培途中で収穫し、未成熟な状態の豆を楽しむもの。総務省統計局が公表している「世界の統計」によると、2021年「大豆の生産量の多い国」の1位はブラジル、2位アメリカ、3位アルゼンチンとなっています。
ただ、欧米などで枝豆が食べられるようになったのは2000年頃からと、意外にも最近のこと。長くアジア諸国に限られていましたが、1991年に出版された書籍で、アジア特有の食べ物として英語圏に紹介されました。日本食ブームや冷凍技術の発展・普及により、今では「Edamame」と呼ばれ人気を集めているそうです。
日本で毎晩、楽しんでいる恒例行事が…
ケイトさんと親友家族には、日本滞在中、すっかり毎晩の恒例行事になっていることがあるといいます。
「一日の終わりに、コンビニエンスストアでスナック菓子を買うのが楽しみなんです」
ケイトさんたちを魅了しているのは、トウモロコシやサヤエンドウを原料とした軽い口当たりのスナック菓子のほか、ワサビの風味があとを引くポテトチップスなど。こうしたコンビニで気軽に買える日本のスナック類にハマる外国人は、少なくありません。
毎晩、コンビニで選んだおやつや、おつまみにぴったりなスナック菓子を開け、みんなで“部屋飲み”をするのがルーティンに。ビールやジュース片手におしゃべりを楽しみ、日々の旅の疲れをリフレッシュしていると、ケイトさんは笑顔で教えてくれました。
枝豆やスナック菓子など、日本に根づいている日常的な食文化に触れたケイトさんたち一行。残りの滞在でも、新たにお気に入りの食べ物が見つかるといいですね。
(Hint-Pot編集部)