ディズニー映画『美女と野獣』の主人公ベルの仮装をして東京ディズニーランドに行ったところ、思いがけない体験をしたという投稿がネット上で話題になりました。外国人の子どもから渡されたのは、1輪のバラ。そこに込められたメッセージは……。投稿したAoi（@Aoidisney0125）さんに聞きました。

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「間違いなく人生で1番のハロウィンになりました…」

「今さっき海外の小さなプリンセスに頂いたんだけど、本当に貰っていいの？　って聞いたら、『あなたがベルだと思ったから渡したの！』って言われて泣いてる…」

　Aoiさんが写真を添えて投稿すると、6.8万件の“いいね”が集まる反響に。「なんてステキな話」「泣ける」「子供は大人には気づけないものに気づく才能がありますね」「人を幸せにする天才だわ」など多くの声が寄せられました。

　AoiさんがTDLを訪れたのはハロウィーン最終日の10月31日。

“プレゼントの主”の少女とは、午後5時過ぎ、『美女と野獣』のエリアで出会いました。

「自分がベルの仮装をしていたのもあり、夜の美女と野獣の雰囲気を味わおうと歩いていたときでした。海外から来園されていたと思われるご家族のうちの、4～5歳くらいの女の子が『For you！』と一輪の造花のバラを差し出してきました。驚きすぎて、『本当にもらってもいいの？』と聞き返したところ、『I thought you were the real Belle！　So I’ll give you this rose！（私はあなたが本物のベルだと思ったの！　だからこのバラを渡すね！）』と言われ、そのままご家族で別の方向に行ってしまわれました」

　思いがけないサプライズに、Aoiさんは感無量。

「あまりの突然の出来事で、驚きと、この一言のうれしさで涙があふれてきました」と、喜びに浸りました。

　この日、Aoiさんにとって、ベルの仮装は特別な意味がありました。

「ベル仮装を選んだ理由は、自分の年齢とベルの年齢（設定）が同じ17歳だったからです。人生で一度きりの10代ででしかできない仮装をしたかったんです」

　映画『美女と野獣』の中で、バラはベルと野獣をつなぐ重要なアイテムです。

「間違いなく人生で1番のハロウィンになりました…」と、忘れられない1日になりました。

あまりの通知の多さに驚き　「こんなにたくさん見ていただけるとは」

　現在、バラは「自室に飾り、大切にしております」とAoiさん。

　投稿が大きな反響を呼んだことについて、「自分でも本当に驚いております…ツイート後、1日も終わり余韻に浸りながら床に就こうとしたところ、あまりの通知の多さに起きました笑　本当にこんなにたくさん見ていただけるとは思わなくて…『素敵なお話ですね！』『感動しました！』というお返事をすごくたくさんいただいてうれしいです。ディズニーの夢と魔法を感じられる素晴らしい体験でした」と、結びました。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）