世界各国に広まっている日本食。その一方で、いまだに外国人にとってはなじみの薄い日本食も存在します。初訪日のロシア人大学生は、滞在中に寿司よりも大ファンになったという日本食があるそうです。それはいったい、なんだったのでしょうか。

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日本で合流　家族3人で日本旅行

　日本へ来るのは初めてという、ロシア出身のエリーナさん。以前から、両親とともに日本を訪れたかったそうで、今回は念願叶っての家族旅行です。

　エリーナさんは現在、カナダの大学に留学中のため、両親と会うのは1年ぶり。そのため2週間滞在し、日本各地を旅しながらゆっくりと家族団らんを満喫する予定です。

　日本食を食べることも、旅の楽しみのひとつ。エリーナさんによると、ロシアでは日本食といったら寿司やラーメンが人気だといいます。

　エリーナさんは、さっそく本場の寿司を日本で楽しみましたが、そこで、寿司よりも気に入った料理があるそう。それはみそ汁です。

「寿司も新鮮でおいしかったけど、日本を旅行して大ファンになったのは、みそ汁です。シンプルなのですが、やさしい味わいで、心がほっとする感じがありました」

バリエーション豊かなみそ汁の魅力にハマったエリーナさん

　エリーナさんによると、ロシアでは日本のみそ汁の認知度は低いそう。さまざまな具材があることも、気に入ったポイントだといいます。

　麹の種類や塩加減、気候などの違いによって、みその風味やうまみは異なります。また、使用するだしや、具材などによっても味わいが大きく変化。エリーナさんは、そうしたバリエーションの豊かさにも魅了されたのかもしれません。

　日本食の新たな魅力を発見したエリーナさん。残りの滞在でも、さまざまな日本食に挑戦しながら、家族とのひと時を楽しんでほしいですね。

（Hint-Pot編集部）