カルチャー
オーストラリア人「きれいに保てる工夫」 日本独特の文化に出合った意外な場所とは
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日本を訪れる外国人観光客が驚くことはさまざま。独自の文化が発展した日本は、海外では見られない生活習慣も多く存在します。日本を訪れているオーストラリア人女性は、母国では見ない意外な場所で靴を脱ぐ場面と出合ったそう。いったい、どのような場所だったのでしょうか。
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清潔感がある日本 ちょっとした工夫に驚き
オーストラリアから家族で日本を訪れているケイトさん。40年来の親友一家とともに、子どもたちの夏休みを利用した3週間の日本旅行中です。
「13年前に1度訪れた日本を、今度は子どもたちと訪れたい」という親友の誘いを受けたケイトさん。親友一家との2家族、総勢8名で大阪、京都をめぐり、最後に東京を観光していました。
日本に到着すると、さまざまなことが母国と異なり「日本独特の雰囲気」を感じているという一行。「混雑した場所なのに、静かで穏やか」と感心していました。
なかでもケイトさんが目を見張ったのは、飲食店や衣料品店での光景です。
「日本でいいなと思ったのは、レストランなどで手荷物やバッグを足元に置けるような入れ物があることと、意外な場所で靴を脱ぐ光景です」
日本のカフェやレストランでは、足元にカゴやラックなどが置かれていたり、店員さんにお願いすると持ってきてくれたりすることもしばしば。日本人にとっては見慣れた光景です。
「きれいに保てる工夫だし、試着室で靴を脱ぐことにも共通していると思います」
日本では屋内へ入る際に、靴を脱ぐ習慣があります。外からの汚れなどを家の中に持ち込まず、家は清潔で安全な場所という考え方に加え、高温多湿という日本の気候も手伝い、靴を脱ぐことが根づいていったようです。
多くの外国人観光客が宿泊するホテルでは、なかなか出合えない日本の文化。買い物中のアパレルショップという思わぬところで、日本ならではの体験をすることになりました。残りの滞在でも、さまざまな場所で日本の文化に触れて帰ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)