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ハロウィンでの子どもの仮装 タトゥーシールなどの「肌トラブル」を消費者庁が注意喚起 発疹やシミが残ることも
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もうすぐハロウィン。子どもと一緒に仮装を楽しむ予定の人もいるでしょう。顔にペイントをすることもありますが、シールタイプを使用する場合は注意が必要です。「消費者庁 子どもを事故から守る!」の公式X(ツイッター)アカウント(@caa_kodomo)では、ハロウィンで使うことが多いアイテムについて注意喚起しています。
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子どもだけでなく、大人も注意を
「タトゥーシールでの肌トラブル」
そんな書き出しの投稿には、ジャック・オー・ランタンのシールのようなものを顔に貼り、痛がる女の子のイラストが添えられています。
さらに投稿では、「顔にタトゥーシールを貼ったら肌にシミが残った、などのトラブルが報告されています。子どもは大人に比べて皮膚が薄いため、とくにご注意を!」と呼びかけ、肌トラブルを引き起こさないよう、使用時に気をつけるべきポイントを紹介しています。
○使用上の注意などをよく確認
○事前に目立たない場所でテスト
○肌に合わない場合はすぐに使用中止
楽しいイベントでは、思いがけないトラブルが起きる可能性があるので注意しましょう。投稿のリプライ(返信)や引用リポストには「ねだられて買うところだった」「要注意ですね!」「子どもだけではなく、肌が弱い大人も気をつけて」といった声が上がっています。
イベントで活躍するアイテムに注意喚起
消費者庁のウェブサイトでは、同庁の事故情報データバンクに寄せられた皮膚トラブルについて報告。タトゥーシールで発生した具体的なトラブルが紹介されています。また、仮装用のアイマスクなども、子どもの肌トラブルの原因になることがあるようです。
「タトゥーシールを子どもの頬に貼ったが強くこすらないとはがれず、痕がかさぶた状になり、現在シミになってしまった」(5歳以下)
「娘がハロウィン用のタトゥーシールを頬に貼って、8時間ほど経過したあとにはがしたら、発赤し痛みがあった。シールはボディ用で顔用ではなく、皮膚の弱いところには貼らないように注意書きがあった」(10代)
「ハロウィン仮装用のアイマスクを子ども2人が着用したところ、ふたりとも目の周りに発疹ができて、かゆみと痛みが生じた。皮膚科を受診したところ、アイマスクに薬剤が残っていると、発疹の原因になることがあると言われた」(10歳未満、10代)
こうした事例のほか、フェイスペイントなどについても、同様に注意するよう呼びかけています。使用時の注意などをよく確認して、イベントを安全に楽しめるようにしたいですね。
(Hint-Pot編集部)