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ハロウィンの部屋飾り ムードたっぷり“基本の3色”を植物で表現するには?
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教えてくれた人:のなか りえこ
「実りの秋」という言葉通り、花木や草花にとっても「実もの」が美しい季節です。もうすぐハロウィンのこの時期、家で楽しむ季節の草花や切り花を長持ちさせるコツを、フラワー&グリーンコーディネーターののなかりえこさんに聞きました。
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秋に癒やされる植物 枝や実にも注目
暑さもやわらぎ、過ごしやすい気候になりました。家で飾る植物を扱いやすい時期でもありますね。秋は葉や枝、実ものがきれいな季節。多くの植物は、活動を休む冬を前に花を咲かせ、実を成らせ、紅葉していきます。今回は“見かけたら飾るべき!”な草花を紹介しましょう。
○ドウダンツツジ
庭や公園などの植栽にもよく使われる樹木。春にはスズランのような白い小花が咲きます。秋は紅葉が美しく、枝木として飾ると素敵です。
○バラの実
野バラは小さな実をつけ、秋が深まると緑から赤く色付きます。枝ぶりが良いものは、そのまま花瓶に入れるだけで映えますよ。スズバラの実はアーモンドのような形で、真っ赤な実が鈴なりに。この他、観賞用のオレンジ色のバラの実などもあります。
○ケイトウ
漢字の「鶏頭」から分かるように、ニワトリのトサカに似ていることが名の由来。ですが、トサカ以外にも花の形があります。切り花で見かけるのは花が固まって咲き球状になる「クルメケイトウ」や、羽毛のようなボリュームがある「ウモウケイトウ」など。赤、黄、オレンジ、ピンクなど色もさまざまです。
○ダリア
品種がとても多く、一重咲きや変化咲きなどがあります。大輪は力強く、小輪は可憐な花です。色は赤や紫、オレンジ、黄、白、復色など。秋はダークな色合いのものがおすすめです。また、黒蝶(こくちょう)と呼ばれる黒みを帯びた濃い赤色のダリアは、他の花と組み合わせるとシックで秋らしい雰囲気になります。