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「ろうそくが飛ぶ!?」 驚きの失火の瞬間を消防局が再現 燭台の扱い方など注意すべきポイントとは
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過ごしやすい気温の日もあり、残暑のなかにも秋を感じる気候になってきました。これからの時期は空気が乾燥し、火災が発生しやすくなります。また、25日までは秋のお彼岸。仏壇や墓前に、ろうそくや線香を供える機会もあるでしょう。名古屋市消防局の公式インスタグラムアカウント(nagoyashobo)では、ろうそくによる火災事例を挙げ注意を呼びかけています。
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「燃え移らない・落下しない・飛ばないように」
「ろうそくが飛ぶ!?」の書き出しで投稿された動画には、白いろうそく立て(燭台)に立てられた、火のついたろうそくが映っています。しばらくすると、ろうそくの火が芯から飛んで落下し、白い布の上へ。まだ延焼は小さいものの、火が燃え広がり始めました。
続いて場面が変わると、ろうそく自体が燭台から飛び、同様に火の手が上がり始めました。どうやら燭台の金具と、ろうそくのサイズが合っていなかったせいか、しっかり刺さっていなかったことが失火につながったようです。
投稿では、燭台が水で濡れていると「ろうそくの芯が飛んで火災になる危険があります」と説明。燭台の扱い方のほか、お彼岸などで、ろうそくを灯す際に気をつけるべきポイントを挙げ、注意を促しています。
【ろうそくを灯すときは……】
○火を灯したら、その場を離れないようにする
○ろうそくの周りを整理整頓し、近くに燃えやすいものを置かない
○ろうそく立て(燭台)に合ったサイズのろうそくを使用し、倒れないよう注意する
○ろうそく立て(燭台)の水分を拭き取ってから使用する
大きな被害になりかねない火事を防ぐため、投稿では「燃え移らない・落下しない・飛ばないように、火災予防対策をお願いします!」と結んでいます。
お彼岸や仏壇以外に、これからの季節はハロウィンやクリスマスといったイベントの演出に、ろうそくを使う機会も。正しく安全に楽しむためにも、しっかり覚えておきたいですね。
(Hint-Pot編集部)