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「オーストラリアではあまり見かけません」 日本人を見た豪セレクトショップのオーナー 驚いたファッションとは
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日本人はおしゃれな人が多いと聞きますが、日本を訪れた外国人の目にはどのように映っているのでしょうか。オーストラリアでセレクトショップを営んでいるとい女性は、街を歩く日本人のファッションを見て、違いに驚いたそうです。
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南半球から2家族総勢8人で日本旅行
初めて日本を訪れている、オーストラリア人のケイトさん親子。今回の旅は、訪日経験があるという、40年来の親友からの誘いがきっかけでした。2家族、総勢8人で3週間滞在し、京都や大阪、東京などをめぐる予定です。
ケイトさんは普段、シドニーの西にあるバサースト市でセレクトショップを経営しているそう。そのため、日本とオーストラリアのファッションの違いを、敏感に感じているそうです。
「日本では、みんな思い思いのファッションを楽しんでいますね。厚底の靴だったり、サンダルにソックスを合わせたりするのは、オーストラリアではあまり見かけません。季節が真逆なので、これから流行が入ってくるのかもしれないですが……」
日本では近年、2000年前後に流行したスタイルをリバイバルする「Y2Kファッション」のトレンドが続いています。そのため、厚底ブーツやスニーカーが大人気。
また、日本人が好むファッションは多種多様で、海外からも高く評価されているほど。実際に街を歩くおしゃれな日本人の姿に、外国人観光客が目を奪われることは少なくありません。例にもれず、ケイトさんも日本人の足元にまで目を向け、ユニークなファッションアイテムや個性的な組み合わせ方などに関心を持っていました。
「オーストラリアでは、多くの人がTシャツにパンツ、スニーカーというカジュアルで、色もシンプルなスタイルを好みます。違う恰好をしていたら、周りからジャッジされるような雰囲気になります」
10代のジョディさんも日本人の工夫に驚き
10代半ばだという娘のジョディさんも、自分と同世代の日本人が着こなしているファッションに、個性の強さを感じたようです。
「日本はユニークだと思いました。デパートに行ったのですが、売られている服の質も良いし、いろんなスタイルがあって、みんな工夫していますよね」
日本人のファッションに興味津々のケイトさん親子。残りの滞在でも、日本でしか出合えないものを発見して楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)