日本を訪れる外国人観光客にとって、異国の地での体験は毎回新鮮な驚きの連続です。オーストラリアから初来日したカップルは、日本に来てどんな文化の違いを実感したのでしょうか。公共交通や食文化、物価高など、両国の違いについて話を聞きました。

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「日本の電車は非常に良い」と高く評価

　広島や大阪、浅草、原宿に足を運び、それぞれの地域の魅力を楽しんだという2人。それぞれの地域の印象について、「文化が何もかも違う。お寺や神社、ショッピングエリアがとても新鮮で驚きでした」と語ります。

　ショッピングでは、リボンなどの髪飾りやスカートを購入。ガチャガチャ（カプセルトイ）を楽しみ、赤いフードを被ったかわいらしい猫のキャラクターを手に入れたといいます。日本のユニークな商品に触れることができ、大いに喜んでいました。

　都内の移動手段としては電車を利用。「シドニーの電車は騒々しいですが、日本の電車は静かで快適」「シドニーと比べても、日本の電車はとてもいいですね」と高く評価しており、新たな発見となったようです。

　食文化にも興味があるといい、原宿で味わったクレープは「すごくおいしかった」と絶賛。「焼肉を楽しみにしている」と期待を寄せます。また、旅行中に頻繁に利用したのがコンビニエンスストア。「オーストラリアでは何でも高価なので、日本のコンビニは非常に安く、選択肢が豊富で驚いた」と物価の違いにも驚きを隠せない様子でした。

　また、全身にファッションタトゥーを入れているという2人ですが、気になる温泉や公共施設の利用については、事前にリサーチを行い対策を練っていたため「苦労することはありませんでした」とのこと。海外では一般的な一方、日本では抵抗を持つ人も多いタトゥー。事前の調べが旅をスムーズにし、楽しむ要因になったと話しています。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）