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「旅好きのテクニック」 地図アプリの活用法に目からウロコ まさかの検索方法に「勉強になります」の声
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初めて行く場所はどこに何があるかわからず、地図アプリに頼ることが多いでしょう。そんなときに有効な目からウロコのライフハックが、X(ツイッター)で話題になっています。「旅好きのテクニック」として紹介されたメインストリートの検索方法に、13万件もの“いいね”が。投稿者の中村洋太(@yota1029)さんに詳しいお話を伺いました。
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地図アプリで「ソフトクリーム」と検索すると驚きの結果が
「旅好きのテクニック。初めて訪れる観光地でも、『ソフトクリーム』と検索すればメインストリートがどこなのかわかる」
そんなコメントに添えられた、地図アプリのスクリーンショット。検索欄には「ソフトクリーム」と入力されており、ソフトクリームを食べられるお店のマークがずらりと、地図上に一列で並んでいます。
観光地といえば、食べ歩きが醍醐味。これだけソフトクリーム店が並んでいれば、人が集まるその土地のメインストリートであることが確かにわかります。
初めて行く場所では、おいしいレストランや土産店などを探すのもひと苦労。そんなときに、その土地の栄えている場所がわかると、効率的に観光できますよね。
目からウロコのテクニックに、13万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「おおっ本当だ!! これはいい情報」「勉強になります」「観光地を効率的に楽しむコツを知れて助かります」「これは神テクニック」「ライフハックやね」など、称賛の声が上がっています。
47都道府県すべてを訪れたことがある中村さん
投稿者の中村さんは元海外添乗員で、現在は旅行ライターとして活躍しています。これまでに訪ねた国は41か国。国内は47都道府県すべてを制覇しているそうです。前職で学んだことなどを、自身のnote「中村洋太の自由研究」で紹介。旅に役立つ情報なども発信しています
ちなみに、大反響を呼んだテクニックは偶然の産物でした。大分県の由布院へ旅行する前に検索をしていたところ、この理論を発見したといいます。
「Google Mapsではスポット(点)の検索しかできないため、メインストリートがどこかというのはわかりません。旅行前にメインストリートを把握したくなり、ふとこのやり方を試してみました。理に適った方法だし、これはライフハックかもしれないと思いました」
中村さんはこの理論に気づき、日本のほかの観光スポットでも試してみたといいます。
「鎌倉や飛騨高山、熱海などでもやってみた結果、同様の結果が得られました。厳密にはメインストリート、もしくは観光客がたくさん訪れるエリアがわかるというイメージでしょうか」
中村さんに、このテクニックは海外でも有効かを聞くと「国によって事情は異なりますが、欧米では多くの観光地でジェラートが売られているので、それで検索するのもありかもしれません」とのこと。投稿のリプライには、実際に試した人からも「イタリアならジェラートでしたね」という声が上がっていました。
たくさんの人が投稿を目にして反応してくれたことに、とても驚いたという中村さん。ほかにも地図アプリで使えるライフハックについて教えてくれました。
「『ソフトクリーム』ではなく『バー』と検索しても、メインストリートや繁華街がわかります。これはすでにやっている人も多いかもしれませんが、訪問するエリアで『観光スポット』や『紅葉』などの検索も有効です」
秋の行楽シーズン。地図アプリを上手に使いこなせば、旅がより楽しいものになりそうですね。
(Hint-Pot編集部)