不足したものを買い足したあと、家族が同じものを買ってくることはよくあるでしょう。それは、お互いを思いやる優しい気持ちから起きてしまうこと。X（ツイッター）では、そんな“あるある”な光景が広がる、ある家庭の冷蔵庫が話題に。夫婦のかわいらしい“失敗”に、共感の声が上がっています。投稿者の青かんぱち（@tasorito）さんに詳しいお話を伺いました。

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毎朝食べるヨーグルトがない…買い足した光景に共感の声

　配偶者さんと7歳の息子、4歳の娘の4人暮らしをしている青かんぱちさん。家族でヨーグルトを食べるのが、毎朝の日課です。400グラム入りのヨーグルト1パックを、だいたい3日で食べ切るペースで消費しています。

　ある日、青かんぱちさんはヨーグルトのストックがなかったことに気づき、「ヨーグルトないから買おう」といつも食べているヨーグルトを買って帰りました。しかし同日、配偶者さんも「ヨーグルトないから買おう」とヨーグルトを購入してしまいました。

　お互いを思いやり、気を利かせた結果、ストックが増えてしまうのはよくあることです。ところが、青かんぱちさんと配偶者さんは、なんと翌日も「ヨーグルトないから買おう」と、ふたりとも同じ行動をたまたま取ってしまいます。そして、冷蔵庫の中は驚きの光景になってしまいました。

　その様子を収めた写真に、「#夫婦ともに記憶力がない」のハッシュタグを添えてXに投稿した青かんぱちさん。すると、なんと22万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「いやおもしろすぎるww」「めっちゃわかります」「うちもこういうことあるーーー！」など、共感する人が続出。

　ほかにも、「うちではめんつゆが4本になりました」「我が家は私が入院して退院したら麻婆の素が4箱買ってありました」など、買い足し忘れの失敗談も数多く寄せられています。

買い足したことを夫婦ともに忘れるのは「よくあること」

　お互いに「ヨーグルトないから買おう」ということだけが強く記憶され、その後、買ったことが頭からすっぽり抜けてしまったがために起きた今回の事件。青かんぱちさんによると、「よくあること」とのこと。配偶者さんも、冷蔵庫のヨーグルトを見て、とくに何も言わなかったといいます。

「妻はしっかりしていますけど、少し抜けているところもあります。今回は、お互い買う前に連絡せずに買ってきたのが原因でした。次からは事前に確認するようにします」

　こうして増えてしまったヨーグルトが無駄にならないよう、「毎朝のヨーグルトの量を増やしました（笑）」と青かんぱちさんは笑います。いつもより少し早い2日で1パックのペースで、家族でおいしく食べたそうです。

（Hint-Pot編集部）