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「行かさせていただきます」「了解」…帰省先で無駄にモメない嫁は知っている!? 不適切な言葉遣いと失礼のない言い方

著者:和栗 恵

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帰省シーズンが到来(写真はイメージです)【写真:写真AC】
帰省シーズンが到来(写真はイメージです)【写真:写真AC】

「ら抜き言葉」や、なんでもかんでも「ヤバい」で済ましてしまうなど、何かと話題になっている日本語の乱れ。知らず知らずのうちに恥ずかしい日本語を使ってしまっていた、なんてこと……ありませんか? 親しい友人間や日常生活で使う分には構わないかもしれませんが、義実家や親戚など、帰省先でやってしまうと、自分が恥ずかしいだけでなく、夫や自身の家族すらおとしめてしまう危険性が! 特にお嫁さんの立場となる帰省先、姑さんや小姑さんの前でちょっぴり居心地の悪い思いをしないためにも、正しい日本語をチェックしておきましょう!

 ◇ ◇ ◇

「行かさせていただきます」? 不適切な言葉遣いをしていませんか?

 日本語が世界の言語のなかでも難しいといわれる理由のひとつが「敬語」「丁寧語」「謙譲語」と、会話をする相手によって言葉を変えるところにあります。ここでは、思わず使ってしまいがちな言葉遣いを、嫁姑の会話で再現。意図せずお姑さんを相手に不快な思いをさせて、無駄にモメごとを作らないよう、適切な会話を確認してみましょう。
 
姑「まぁまぁ、いらっしゃい。遠いところをご苦労様」
嫁「お姑さん、お世話様です~」

 丁寧に言ったつもりかもしれませんが、目上の人などに使うのは不適切。「お世話になります」または「いつもお世話になっております」というのが無難でしょう。
 

姑「嫁子さん、ここ、掃除しておいてくれないかしら?」
嫁「わかりましたー、あとでやりますね」

 なにげない会話ですが、気になるのは「あとで」の部分です。こうした場合に目上の人に使う場合は「のちほど」のほうが良いでしょう。
 

姑「そういえば、ウチの近所に大きなショッピングモールが出来たのよ~!」
嫁「あ、それ、さっき見ました! すごく大きかったです!」

のちほどと似ていますが、「さっき」についても同様です。「さっき」ではなく「先ほど」を使ったほうが印象が良いでしょう。
 

姑「そうそう、隣町の親戚にも挨拶に行ってちょうだいね」
嫁「あ、じゃあ、明日、行かさせていただきます」

 意外と使ってしまいがちな「行かさせていただく」ですが不適切。「伺います」を使うと、気のきいた言い回しに。
 

姑「お布団用意しておいたけど、足りないものはないかしら?」
嫁「えーと……あ、揃ってるみたいなので大丈夫で~す」

 はい。目上の人に「大丈夫」という言葉は不適切。「問題ありません」と返しましょう。
 

姑「何か必要なことがあったら、いつでも言ってちょうだいね」
嫁「ミルクを作りたいので、お湯を沸かしてもらっていいですか?」

「~してもらっていいですか?」は、一見丁寧なようですが、なんとなく、言った方が上のような感じで、目上の方への言葉としては不正解。「お湯を沸かしていただけますか?」が良いでしょう。ただし、自分でも行えることはできるだけ自分でやるのが、義理の実家に帰省する時のオキテ。例にあげておいて何ですが、ミルクのお湯くらいは自分で沸かすか、夫の協力を仰ぎましょう。