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八百屋が教えるおいしい柿を見分ける4つのポイント まず見るべきところとは
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秋の味覚のひとつ、柿。9月から12月頃が旬ですが、お正月のなますに入れるなど、年明けにかけても楽しむ人が多いでしょう。そこで、おいしい柿の見分け方について、小林青果株式会社 代表取締役社長 岩本良一さんに詳しいお話を伺いました。
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まずはヘタの状態をチェック!
「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるように、栄養満点の柿が旬を迎えています。色が良いなど、なんとなく選ぶことも多いですが、実は素人でもおいしい柿を見分けられる4つのポイントがあると岩本さんは言います。
○おいしい柿を見分ける4つのポイント
1. ヘタが隙間なくぴったりとくっついている
ヘタと果肉の間に隙間があると、虫食いの可能性があったり、日持ちが悪かったりすることがあります。ヘタが隙間なく果肉にぴったりと張りついているものを選びましょう。また、ヘタの先端まで緑色で、ピンと張りがあることも大切。きれいに残ったヘタは、健康的に成長し、鮮度も良い証拠です。
2. 表皮の色
一部の柿を除き、全体的に色づきが良く、表皮にハリがある、鮮やかなオレンジ色の柿を選んでください。明るめのオレンジ色だとサクサクとした食感が楽しめて、2~3日置くと色が濃くなり、しっとりした食感に変わってきます。皮の色が濃くなると、意外に果肉がやわらかいので注意しましょう。
3. 条紋
甘柿を代表するもののひとつ、「太秋柿(たいしゅうがき)」。色で甘さを見分けるのは難しい品種ですが、「条紋」と呼ばれる輪状の筋が表面に現れているのが特徴です。見かけはよくありませんが甘く熟しており、おいしさの目印です。
4. 重量感
持ったときに、ずっしりと重みを感じられる柿がおいしいといえます。一般に大玉のほうが木に着果している数が少ないため、栄養が行き渡っていると考えられます。
触ってみてやわらかいものは、熟しすぎていたり、内部に問題があったりするので注意しましょう。
(Hint-Pot編集部)