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「最高でした」とカナダ人が大絶賛 日本の旅館で出合った「毎朝これがいい!」と感動したものとは
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多くの訪日外国人観光客が母国との違いを感じる、日本の宿泊施設。靴を脱いだり、浴衣を着たりする文化に、日本らしさを感じることもあります。初めて日本を訪れているカナダ人男性は、滞在中に旅館を利用。そのとき、感動を覚えた体験をしたといいます。いったい、どんなことがあったのでしょうか。
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アニメ好きな友人同士で初の日本旅行
カナダから初めて日本を訪れているコルトンさんとフレイザーさん。2週間の滞在を予定していて、東京、富士山、奈良、京都、大阪をめぐります。
ふたりとも日本のアニメが大好き。フレイザーさんは「美少女戦士セーラームーン」、コルトンさんはジブリ映画がお気に入りで、それが日本旅行の大きなきっかけになりました。
フレイザーさんはアニメのほかにも好きなものがあるそうで、「ポッキーも大好きなお菓子でした(笑)」と笑います。訪日中は子どもの頃からなじみのあるお菓子以外にも、さまざまな日本食や、サンドイッチなどのコンビニグルメも堪能していました。
また、東京から最初に向かった富士山方面では、日本らしさあふれる旅館での宿泊を選択。そこでは素晴らしい経験をしたといいます。
「とくに宿の朝食が最高で、小さな皿にたくさんの料理がのっていて感動しました。今後、自分の朝食は毎日これがいいです!(笑)」
旅館の朝食の定番といえば、和食。白米やみそ汁、焼き魚、納豆、旬の食材を生かした小鉢などが並びます。一皿ずつの量は多くないものの、さまざまな種類を少しずつ食べられ、日本らしい優しい味わいに、ふたりのお腹と心は満たされたようです。
欧米のホテルの朝食はパンやコーヒーなどが中心で、温かい料理が含まれないコンチネンタルブレックファーストや、卵料理やベーコンなどの温かい料理が提供されるアメリカンブレックファーストが主流です。いつもとは違う、さまざまな種類が並ぶ旅館の朝食に、ふたりは感激していました。
「日本の旅館での滞在は最高でした」と振り返ったフレイザーさん。浴衣を着用して朝食を食べたことも、いい思い出になったようです。まだ続く旅のなかでも、日本らしい体験を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)