子どものためならできる限り、料理を手作りしたいと思うのは親心です。一方で、自ら食材集めから準備することは簡単ではありません。今、ネット上では生後100日を祝うお食い初めに使うタイを自ら釣り上げたという投稿が大きな話題になっています。3児の母Rose（@Rose60653167）さんに詳しい話を聞きました。

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「よし！　お母さんは次女ちゃんの祝膳の鯛を釣る！」

「日本広しと言えど自分で釣った鯛でお食い初めするママは多くないはず

次女、100日おめでとう」

　11月25日、Roseさんが釣ったタイと完成したお食い初めの写真を公開すると、ネット上は騒然。祝福の声とともに、「やばいすごい！！！」「流石に『母親が自分で釣って』はある意味空前絶後では？」「かっこよすぎるっ！」「またちょうどいいサイズの鯛！」「ほんとは海女さん？」「もう理解が追いつかない」など多くの声が上がりました。

　Roseさんは3児の母です。次女は第3子で、先日生後100日の節目を祝うお食い初めを迎えました。お食い初めは尾頭付きのタイを食べるのが一般的で、スーパーやデパートでまるまる1匹を買って塩焼きにする家庭も多いでしょう。

　ところが、Roseさんはこのタイを自ら釣り上げたというから驚きです。

「10月の日曜日に釣りました。小学生の長男が去年から釣りにハマっており、私も時々一緒に釣りをしています。たまたま100日記念日の前日に時間があって息子を釣りに連れて行ったので、『よし！　お母さんは次女ちゃんの祝膳の鯛を釣る！』と宣言して釣りをしました」

　長男の釣りに付き合ったとはいえ、予告通りにタイを釣り上げるのはお見事と言うしかありません。

　タイには種類があり、何ダイかは不明とのことですが、サイズは10センチほどで、これまたかわいい次女にぴったりです。

「100日記念日やお食い初めは簡単にやるつもりで全くやる気がなかったのですが、息子の釣りのついでに鯛が釣れたらちゃんとお祝いするか～という軽い気持ちでした」

　実際にタイを持ち帰って調理すると、家族は興奮に包まれたそう。もちろん、味も格別です。

「鯛は塩焼きにしましたが、おいしかったですよ。次女はまだ赤ちゃんすぎて反応ないですが、夫、息子、長女と大盛り上がりで『お母さんすごい！』と褒めてくれました」

　忘れられない記念日になったそうです。

　投稿が大きな反響を呼んだことには、「こういうツイートでバズれるのはうれしいですね。多くの人におめでとうって言ってもらえてうれしいです。自分で釣った鯛でお祝いできて、幸せでした。しかもあの小ささが赤ちゃんサイズでかわいくて、お気に入りです」と笑顔。

　一方で、産後の体調には気をつけていることを明かし、「私は今回第3子というのもあって気持ちに余裕がありますし、家族のサポートや次女がよく寝るタイプなど、産後100日で釣りができる状況なのは幸運なことだと思っています。今回の私の祝膳も、煮物はスーパーの惣菜を並べただけと手抜きもしています。それぞれのご家庭で無理のない範囲でお祝いしてあげられたら良いと私は思います」と結びました。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）