愛犬との散歩は大切なコミュニケーションですが、なかには苦手な子もいます。散歩へ行こうとしたところ、家族によって違う表情を浮かべるウェルシュ・コーギー・ペンブロークが、X（ツイッター）で話題に。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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2枚の比較写真　「人を見ますよね」

「←夫と散歩に行く前のいぬ『タスケテ……』　→私と散歩に行く前のいぬ『散歩など行かぬ。いいな？』」

　そんなコメントが添えられた2枚の写真には、コーギーが写っています。どちらも散歩に行く前の様子を撮影したものです。

　1枚目では、これからリードをつけるのか、脚の間でホールドされています。散歩にあまり乗り気ではないようで、視線をそらし、逃げる隙をうかがっているようにも。

　2枚目には、上から見下ろす姿が。1枚目に比べて、どこか堂々とした表情をしています。頑として動かない強い意志と、自分の意見を言い聞かせるような目をしています。

　2枚の写真が投稿されると、7000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「人を見ますよね」「差が激しいwwwwww」「散歩は苦手なのかな？」など、さまざまな声が寄せられています。

あんずちゃんがつけている飼い主さん家族の“順位”

　話題になったのは、4歳のコーギーの女の子「あんず」ちゃんです。配偶者さんと散歩にいくとき、あんずちゃんはいつも写真のような表情を浮かべるそう。「比較したほうが、あんずの性格がより伝わるかなと思いました」と、飼い主さんは今回の投稿の理由を教えてくれました。

　ちなみに、配偶者さんと飼い主さんで、散歩の時間やコースに大きな違いはないようです。それでも、飼い主さんはあんずちゃんが安心できるよう工夫をしているといいます。

「普段の散歩で、知らない道を通ることはあまりありません。知らない道だとパニックになります。早歩きになったり走り出したりすることもあるので、あまり行かないようにしています」

　また、散歩中も目が離せないそうで、あんずちゃんの様子を教えてくれました。

「慣れた道でも、人やほかのわんちゃん、自転車とすれ違うと怖くなってしまうようです。上手にすれ違えたらおやつをあげています」

　臆病な性格で、外の世界や知らない人は苦手なため、散歩よりもおうちで飼い主さん家族とおもちゃで遊ぶほうが楽しいようです。

「投げたおもちゃを引っ張りっこするのが好きみたいです。あとは、家の中を一緒に走り回ったりします（笑）」

　天真爛漫なあんずちゃん。これからも、飼い主さん家族とのたくさんの思い出が増えていくでしょう。

○取材協力：ばななな（@Banana_corgi7）さん

（Hint-Pot編集部）