カルチャー
「どこでも売っているけれど、どうして?」 メキシコ人が日本の店で驚いたアイテムとは
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自分の国では使用する習慣があまりないものなのに、日本で頻繁に見かけ、カルチャーショックを受ける外国人観光客もいるようです。メキシコから初めて日本を訪れている女性2人組は、母国では見かけないものが日本だとたくさん売っていることに疑問を抱いていました。不思議に感じたアイテムとは、いったいなんだったのでしょうか。
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日本旅行はわずか3日間 日帰りで京都にも
メキシコから日本を訪れている、シンシアさんとイェリルさん。ふたりは出張でアジア各国を回り、休暇を取得して、日本に3日間だけ立ち寄りました。1日は日帰りで京都へ、残り2日間は東京で過ごします。
「新幹線だったので、あっという間でしたね。神社やお寺をめぐって、先斗町にも行ってきました」
先斗町は京都を代表する、江戸時代から続く花街のひとつ。ちょうちんが並ぶ狭い石畳の道など、風情のある町並みは多くの外国人観光客を魅了しています。ふたりは京都で、家族へのお土産として着物を購入するなど、短い滞在時間ながらも満喫したようです。
どこででも見かける「四角い布」に興味津々のふたり
そんなふたりには、お土産を選んでいるときに不思議に感じたことがありました。
「どこに行っても、あの四角い小さな布? タオル? が売っているけれど、あれはなぜなの?」
ふたりの興味を引いた「四角い小さな布」とは、ハンカチのことでした。日本ではお土産として定番ですが、「どこでも売っているけれど、どうして?」と、ふたりにとってハンカチが土産店や百貨店に並んでいるのは新鮮だったようです。
「いろいろなデザインがあって、どこに行ってもすごく目にするので不思議だったんです。私たちはハンカチを持ち歩かないし、持っている人も少ないと思います」
日本ハンカチーフ協会によると、日本で外出時にハンカチを持っていく人は約8割。コンビニエンスストアなどでも販売されているほど、日本人にとっては身近なアイテムですが、ふたりの住むメキシコでは、街中でハンカチを見かけることはあまりないそうです。
わずかな期間ながら、日本を存分に楽しんだふたり。次に日本へ来たときは、ほかの地域にも足を運んで、さまざまなものに触れてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)