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「命に関わることもあります」 入浴時に気をつけたいヒートショック 消防局が注意喚起
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12月に入り、日中は暖かくても、夜は冷え込むようになりました。この週末、地域によっては冬本番の寒さになるところも。そんなときはお風呂でしっかり体を温めたいところですが、気をつけたいのが「ヒートショック」です。各地の消防局も予防のための対策を紹介するなど、注意喚起しています。
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各消防局が注意喚起を実施
この時期になると、各所で注意喚起されるヒートショック。柏市消防局は6日、公式Xアカウント(@kashiwa_shobo)でヒートショックについて注意を呼びかけました。
投稿のメッセージで、「浴室から寒い脱衣所に移動する際の急激な温度差は、血圧が大きく変化し体に負荷がかかります。場合によっては脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こし命に関わることもあります」と説明。「急激な温度変化を避けるように意識しましょう」と、予防の大切さを伝えています。
また、「政府広報オンライン」の公式ウェブサイトに掲載された「交通事故死の約2倍?!冬の入浴中の事故に要注意!」という特集ページのスクリーンショットを添付。室内、脱衣所、浴室、浴槽内で、血管と血圧がそれぞれどのような状態になるのかを、イラストでわかりやすく説明しています。
冬場の入浴事故 とくに多いのは「65歳以上の高齢者」
同特集によると、冬の寒い時期は「入浴中に意識を失い、そのまま浴槽内で溺れて亡くなるという不慮の事故が増えています」とのこと。
また、入浴中の死亡事故は、とくに65歳以上の高齢者が多いそう。高齢者だけでなく、持病や病気の前兆がない人でも予防意識を持つことが大切です。入浴中に溺れる事故を防ぐための6つの対策も紹介しています。
1. 入浴前に脱衣所や浴室を暖めておく
2. 湯温は41度以下、お湯につかる時間は10分までを目安にする
3. 浴槽から急に立ち上がらない
4. 食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける
5. お風呂に入る前に、同居する家族にひと声かける
6. 家族は入浴中の高齢者の動向に注意する
自分は大丈夫と感じていても、思わぬ事故に発展することがあります。入浴時には体調に気をつけつつ、室温などをしっかり整え、安全を確保しましょう。
(Hint-Pot編集部)