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高齢者の事故 年末年始に注意すべきポイント3つ 消費者庁が注意喚起

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

おじいちゃん、おばあちゃんにはいつまでも長生きしたもらいたいもの(写真はイメージ)【写真:写真AC】
おじいちゃん、おばあちゃんにはいつまでも長生きしたもらいたいもの(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 離れた場所に住んでいる家族や親族が集まったり、大勢での食事が増えたりする年末年始。高齢者がいつもと違った生活行動を取る時期だけに、家庭内で発生する事故の件数も増加します。そこで消費者庁の公式ツイッター(@caa_shohishacho)は、「冬の時期に起こりやすい事故のポイント」として「転落・転倒」と「窒息」、「溺水」を挙げて注意喚起。また公式ウェブサイトでは詳細なデータと情報、防止策を告知しています。

 ◇ ◇ ◇

消費者庁も警鐘 年末年始の高齢者事故に要注意

 3年ぶりに行動制限がない年末年始を迎え、実家で過ごす予定の人も多いでしょう。家の中がにぎやかになりそうなこの時期、高齢者の事故には注意が必要です。

 そこで消費者庁の公式ツイッターは、高齢者が見舞われる不慮の事故として「転倒・転落」「窒息」「溺水」の3つキーワードを挙げ、「無理せず、安全第一でお過ごしください」と注意を呼びかけ。また、公式ウェブサイトでは豊富なデータを提示して、詳細を伝えています。

 今回挙げられている3つのキーワードは、厚生労働省の「人口動態調査」で65歳以上の不慮の事故を死因別に見た際のトップ3です。令和3年の調査結果では「転倒・転落・墜落による死亡」が9000人超、「不慮の窒息による死亡」は7000人超、「溺水による死亡」は6000人超。また一部の事故は冬の時期に多発しています。

○転倒・転落
 帰省する家族を迎えるための大掃除や寝具などの準備、除雪作業などを行う12月に多く発生。令和3年は9509人と、2150人だった交通事故の4倍以上です。若い人には何もない場所でも足腰が弱った高齢者にとっては危険がいっぱい。ちょっとした敷物の縁やコード類、濡れた床や靴にも注意しましょう。

○窒息
 理由はやはり餅が多く、消費者庁が令和2年の「人口動態調査」を分析したところ、発生月は1月に集中。282件と43%を占め、またそのうちの127件が正月の三が日に発生していたそうです。高齢者は歯の機能や噛む力、飲み込む力が低下しています。また、唾液の分泌量が減少し、詰まった時に咳などで押し返す力も弱くなっていることが。餅は小さく食べやすい大きさに切り分けるなど、ちょっとした配慮で事故を防ぐことができます。

○溺水
 持病や何らかの前兆がなくても、温度の急な変化による血圧の上下動で発生する「ヒートショック」で失神や心筋梗塞、不整脈、脳梗塞を起こす場合があります。温かい室内から寒い脱衣所と浴室、再び温かい浴槽内に移動することで発生する可能性が高いため、温度差をできるだけ小さくし、熱めのお湯に長時間浸かることを控えましょう。また入浴前後の水分補給も大事。家族の方が定期的に声をかけるなど、高齢者自身だけでなく、家族みんなで見守る意識が必要です。

 寒さがますます厳しくなるこれからの時季。年末年始の帰省時には、高齢者への気配りが必須といえるでしょう。また、普段から事故の実例について話し合っておくことで、本人の注意を促せる場合も。家の中だからといって安全とは限りません。家族や親族みんなでお互いに見守る環境が理想的ですね。

(Hint-Pot編集部)

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