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「なかなかできない体験」を求めて2年連続で訪日 ポルトガル人が日本で虜になった場所とは
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ユニークな文化を持つ日本は、独自の体験ができるとして、外国人旅行者から高い関心を集めています。昨年、初めて日本を訪れたポルトガル人男性2人組は、日本での体験が忘れられず、今年も再訪日しました。とくに印象に残った体験とは、どのようなものだったのでしょうか。
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初訪日で大好きに 日本旅行は2年連続
ポルトガルから日本を訪れているイゴールさんとルイスさん。昨年、初めて訪日し、10日間滞在しました。その際は、東京や大阪、京都を訪れ、すっかり日本に魅了されたそう。
「日本をすごく気に入ってしまって、『すぐにでもまた来たいね』と計画しました」
こうして2度目の訪日を果たしたふたり。今回は3週間滞在し、関西方面や名古屋、東京をめぐります。ポルトガルと日本間の直行便はなく、決して近くはないですが、2年連続での日本旅行となりました。
事前リサーチでタトゥーもOKの温泉へ
日本での体験でとくに印象に残っているのは、温泉だそう。昨年は、兵庫県北部にある城崎温泉を訪れました。
「人生初の温泉でした。ふたりともタトゥーがあるので、それでも入れる温泉を事前に調べて行きました。なかなかできない体験で、すごく楽しめましたね」
今年は大阪からフェリーを利用して、温泉の源泉数・湧出量で日本一を誇る大分県の別府温泉に足を延ばしたそうです。
「また温泉に行きたい! と思って、タトゥーでもOKの温泉を探して、今回は別府温泉へ行きました。素晴しかったです」
日本はタトゥーを許可していない温泉も多いですが、外国人観光客が増加しているなか、別府市では「タトゥーがあっても入浴できる100の温泉」を公開しています。
「今回の旅がもう終わってしまうのは寂しいです。北のほうも訪れたいし、沖縄の離島にも行ってみたいんです。だから、またすぐ来ると思います」と笑みを見せたルイスさん。来年はまだ訪れていない北海道の地で、大好きな温泉を堪能するのもいいかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)