どうぶつ
食べ方に癖があった元保護ねこ お迎えから5か月後の姿に感動の声 「安心して食べられるようになって良かったね」
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保護当初は先住ねこのごはんに手を出すことも
元保護ねこで、推定1歳の女の子「あずき」ちゃん。先住ねこの「こむぎ」ちゃんと「うに」ちゃんに囲まれて、すくすく成長しています。
あずきちゃんは外での生活が長かったため、身を守ろうとかまえていることが多いそう。保護されたばかりの頃は、自分のごはんを早食いして、こむぎちゃんやうにちゃんのごはんに手を出すこともありました。
しかし、5か月ほど経った頃にある変化が。朝ごはんを食べ終わるのをそばで見ていた飼い主さんは、あずきちゃんの食べ方の違いに気づきます。
「保護当初、あずきはカリカリをお皿の周りに飛び散らせながら食べていて、私がそれを拾って戻していました。しかし、写真を撮影したときに、ふと『ん? 最近飛ばしてなくない?』と思いました。おそらく、徐々に減っていったのだと思います」
たくさんの愛情を注がれるうちに、おうちが安心できる場所だと認識したあずきちゃん。今では落ち着いてごはんをたべられるようになり、先住ねこたちのごはんを奪うこともなくなりました。
2匹の先住ねこと仲良く暮らすあずきちゃん
あずきちゃんと飼い主さんの出合いは、今年の6月中旬。飼い主さん宅の敷地内に突然現れたあずきちゃんは、痩せ細っていました。「毛はボロボロで、ひとめで『これは放っておけない!』と思いました」と、飼い主さんは振り返ります。
その後、飼い主さんは少しずつあずきちゃんと絆を深め、6月末にお迎えすることに。あずきちゃんは当初、こむぎちゃんと距離がありましたが、積極的なうにちゃんのおかげですっかり仲良しになりました。今では鬼ごっこや“にゃんプロ”をするほどだといいます。
「保護当初は私にしか甘えてきませんでしたが、現在は私以外の家族にも甘えられるようになりました」
あずきちゃんはこれからも、こむぎちゃんとうにちゃん、そして飼い主さん家族に見守られながら、幸せいっぱいな時間を過ごしていくでしょう。
○取材協力:うにこむぎ(@unikomugin)さん
(Hint-Pot編集部)