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食べ物で作った「太陽系」 ユニークな発想に16万“いいね”の大反響 「天才的」「理科好きが増えます」
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ふとした瞬間に、まったく別の物同士が「似ている」と思ったことはありませんか。そんな直感とひらめきで作り上げた、ある食べ物で作った“太陽系”の写真が、X(ツイッター)上で15万件を超える“いいね”を集めて話題になっています。投稿者の、とりもちうずら(@uzura_3)さんに、詳しいお話を聞きました。
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こっちのほうが「星に近い!」と思って作った
黒画用紙の上に並んだ10個のおせんべい。一番左に置かれた大きなえびせんべいから、伸びるように幾重もの白い線が引かれています。
「水金地火木土天海」、学生時代にそんな語呂合わせで惑星の並びを覚えた人は多いでしょう。なんと画用紙の上のおせんべいは、太陽系の星を、そして白い線は星の軌道を表しているのです。
作ったのは、もの作り系ライターとして活躍する、とりもちうずらさん。「星たべよ」という、星形のおせんべいを食べていたときに「普通の丸いおせんべいの方が、真の星に近いのでは?」とひらめいたといいます。
「おせんべい」だけにこだわらず、豆菓子やボーロなど、数種類のお菓子を準備。太陽は、スーパーマーケットで“一番大きかった”という「えびみりんせんべい」を迷わず配置しました。
さらに、太陽に近い星から、特徴に合ったものを選んで並べていきます。地球は、“青い”豆がなかったため「グリーン豆」を使用。土星の環は、チーズを使って表現する工夫をしました。
「ただのおせんべいも、惑星にするとかわいいのだなと感じました」
「おせんべいで太陽系を作った」というコメントとともに、写真をXにポストすると、15万を超える“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「おいしい傑作! 理科好きが増えます」「今度、味ごのみでチャレンジしてみよう」「一個一個丁寧に並べたと思うとかわいい」「天才的」「何度でも見ちゃう」などの声が寄せられています。
今回の反響に対して、とりもちうずらさんは「1周で太陽に突っ込んでいく軌道なので、そこにツッコミを入れる人が多かったですね。かわいいというコメントも多くて、ただのおせんべいも、惑星にするとかわいいのだなと感じました」と感想を教えてくれました。
とりもちうずらさんは、今回のポストについて、おせんべい選びに工夫や苦労したことなどについて『デイリーポータルZ』でも詳細に紹介しています。
作ることが好きなとりもちうずらさんは、日々なにかしらを作って発表しているといいます。今後の作品にも期待したいですね。
(Hint-Pot編集部)