仕事・人生
平野ノラ、育児は計画的に夫&母とチーム制 保育園は3歳になってから「3年間『みんなで頑張ったね』って」
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世の中のママさんたちに伝えたいこと 「みんなの力を借りて、根を詰めないことが大事」
お仕事に関しては、バランスを調整しています。例えば、泊まりの仕事はなるべく1泊にさせていただいています。先日、1日離れた時に、テレビ電話をしたら娘が寂しがって泣いてしまうこともありました。海外ロケなどの長期で家を空けるお仕事はいったんセーブしています。
それに、なるべく夜遅くならないように心がけています。夜に仕事で空ける日もありますが、その時は「スーミー、ちょっとお願いね」と、母にうちに来てもらっています。朝早くて娘の顔が見れない時は、なるべく夕方に帰ってこられるように、バランスを見てお仕事を入れるという形です。子どもと接する時間を大事に過ごしています。
私自身、子育てを経験して思うことは、「とにかく助けてもらうこと」です。
それぞれが置かれた環境があるので、一概には言えませんが、家族や友人、周りの人たち、行政の支援も含めて、もう使えるものは使って、お願いできるものはお願いして、いろいろな人の力を借りること。1人で子育てを抱え込んでしまうと相当しんどいので、根を詰めないことが大事だと思います。
出産が初めてのことだったりすると、「ちゃんとやらなきゃ」と頑張り過ぎてしまいがちです。赤ちゃんを産むこと自体も大変なので、1人で抱え込むとどんどんつらくなってしまいます。なるべくみんなの力を借りて、周りに甘えていいんだよ。そのことをママさんたちに伝えたいです。
授乳や発育など、どうしても「あのお母さんはああしている」「あの子は何歳でハイハイしている」など気にしてしまうことが出てきます。でも、周りと比べる必要なんてありません。娘は3歳で卒乳しました。おっぱいをいつまであげるかのタイミングも人それぞれだと思います。子どもはみんなそれぞれのオリジナルのペースで育っていくと思います。自分の子だけを見て、子どものペースを大事に子育てができればと考えています。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム・吉原 知也)