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「これで救われました」 縫い糸が残りわずかでも玉止めできる 目からウロコの方法に大反響
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ほつれた部分の修復やボタン付けなど、手縫いをするシーンは意外とありますよね。そんなとき、糸の残りが短くて、最後に玉止めができない! と焦った経験がある人は多いでしょう。X(ツイッター)では、「もしも糸が短くなっても結び目が作れる方法」が、2.5万件もの“いいね”を集めて話題に。投稿者のサトちゃん・主婦歴35年の古着屋おかみ(@froufrou24)さんに詳しいお話を伺いました。
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結び目をスライドさせるのがポイント
手縫いをしているとき、ふと気がついたら残りの糸が短くなりすぎて、玉止めができない! というのは“あるある”ですよね。方法はさまざまありますが、話題になったやり方を覚えておけばすぐ実践できます。
○もしも糸が短くなっても結び目が作れる方法
1. 糸で輪っかを作り、針穴のほうから輪に針を通す
2. 輪の中に針は通したまま、針穴から糸を抜く
3. 糸の端を掴み、針を最後の縫い目の根元までツツツ~と移動させて針を抜く
「ボ~っと無心で縫いものをしていて気がついたら、糸の端が『短か!?』ってなっちゃう人に教えたい」
そんな書き出しの投稿には、2.5万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には、「こんなワザがあったんですね」「これで救われました~」「なんで、もっと早くに 教えてくれなかったの?」など、多くの声が寄せられています。
とくに多かったのは「もっと早く知りたかった」の声
投稿したサトちゃんさんは、古着屋を営んでいます。そのため古着のほつれを直したり、ボタンを付けたりといった縫い物をすることが多いそうです。
「私自身、気がついたら糸が短くなっていて、針から糸を抜いて、せっかく縫った糸を解くことが良くあり困っていました。5年ほど前にこの方法をSNSで見かけてから、糸が短くなってしまっても慌てず解決できています。そこで、私のように困っている人がいるのではないか? と思い投稿しました」
コツは、最後に針を移動する際、縫い目の根本までしっかりとスライドさせること。「そうしないと、留めがゆるくなるので注意が必要です」と教えてくれました。
毎朝6時に、みんなの役に立つライフハックを投稿しているサトちゃんさん。今回の投稿は、想像以上の反響で驚いたといいます。
「とくに多かったのは、『もっと早く知りたかった』というお声でした。みんな同じような経験があって長年困っていたようで、お役に立ててとてもうれしく思っております」
現在は、千葉県富津市で今年7月にオープンした「古着FROUCHARGE(フルチャージ)」の女将として、日々奮闘しているというサトちゃんさん。開店5か月ですが、さっそく地域や古着好きの方々がたくさん訪れる人気店となっています。インスタグラム(furugi_froucharge)では、来店したお客さんの購入品や、入荷アイテムの情報なども発信しているそうですよ。
(Hint-Pot編集部)