子ども用リュックサック（以下、リュック）を手作りしたい！　と思っても、型紙を用意したり布を切ったりするのはハードルが高いですよね。けれども、アイデアひとつで超簡単に作ることができるとSNSで話題になっています。ベースに使っているのは、なんと100円ショップで購入できる洗濯ネット。これからの季節は保冷剤を入れれば、暑さ対策用の保冷リュックとしても活用できますよ。ツイッターで4万件以上の“いいね”を集めたリュックについて、投稿者のさくら（@schiihono）さんに伺いました。

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SNSでバズった動画を参考にお姉さんが制作

　インスタグラムやTikTokで話題になっている、洗濯ネットを使った子ども用リュック。発案者は三姉妹の手作り服やDIYのアイデアをSNSで発信している、みちこ（michico.i）さんです。作り方を紹介した動画はTikTokで大きな話題になり、82万回以上も再生されています。さくらさんのお姉さんが偶然、その動画を見かけ、2歳の姪のため作ってくれることになったそうです。

「娘はアンパンマン好きで、既製品のショルダーバッグを持っています。しかし、ディズニーランドに連れていきたいなと考えたとき、さすがにそのバッグを持たせるのは……と思っていたところ、姉が作ってくれました。娘はディズニーのキャラクターのなかでもプーさんがお気に入りなので、リュックを渡したらすぐに『自分のもの』と目を輝かせ、うれしそうに背負ってくれました」（さくらさん）

　さくらさんのお姉さんによると、今回かかった費用は550円。材料は100円ショップでそろえることができるというから驚きです。

【材料】
「くまのプーさん」の洗濯ネット　1つ
肩紐　　　　　　　　　　　　　　2本
Dカンとアジャスターセット　　　 1セット
プラスナップ　　　　　　　　　　1組
マジックテープ　　　　　　　　　1組
※プラスナップとマジックテープは自宅にあったものを使用。

　さくらさんの娘さんが使いやすいよう、みちこさんのアイデアをアレンジし持ち手を追加。さらに、同じ素材の紐で作られたチェストベルトも付いています。

「姪（さくらさんの娘さん）がウインドブレーカーの上からリュックを背負ったとき、肩紐がずれて背負いにくそうにしていたことがあったので、チェストベルトを追加しました。姪に渡したあとだったので、簡単に取り付けられるプラスナップを使用しています。また、留める部分はバックルでも良かったのですが、姪は今なんでも自分でやりたがる年頃なので、自分で付けはずしできるようにマジックテープにしました」（さくらさんのお姉さん）