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手縫いの子どもリュックを5万人が称賛 モチーフにしたのは… 「すごい丁寧な仕事」
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お裁縫が得意な人の中には、自分好みのデザインや形のものをハンドメイドするという方も多いのではないでしょうか。特にかわいい我が子のお出かけ用バッグを作るとなれば、いろいろと自分のこだわりを出し、あわよくば褒められたいもの。まさかの切り口や再現性が大きな話題となっている、手作りリュックがあります。そのモチーフは何と「練りからしの小袋」。投稿者のyukana(@yukana_scrap)さんに話を伺いました。
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既存品を参考に「架空のパック」にデザイン
デザインや形、素材など、作り手の思い1つでさまざまなバリエーションが生まれる手作りバッグ。子どものためにかわいいキャラクターでもあしらってあげようか、なんて考えそうですが……何とこの度話題になっているのは「練りからしの小袋」をモチーフにしたリュック。納豆パックの中にタレと並んでよく見かける、あの小さな袋がリュックになりました。
からしの色味はさることながら、袋に書かれている「プラ」「切り口」などの文字、フォントといったディテールまでが忠実に再現されています。そのリアルな見た目から特大サイズの練りからしを背負っているのではと思えてしまうほど。
yukanaさんによると、からしの部分はフェルトを手縫い。袋は塩ビシートをアイロンで接着し作られているとのこと。また、袋の文字は油性ペンで書かれているといいます。ただ、あくまで既存品を参考に「架空のパック」にデザインされているそうです。
この見た目も切り口も斬新なリュックはツイッターで公開されると大きな話題に。5万件近くの“いいね”が集まった他、「ファンタスティック!! これは面白いです!」「すごい丁寧な仕事ぶり!!!」「文字がプロって感じで印刷されたのかと思うクオリティですね」「その発想のセンスと作れちゃうのすごいわ!」など、称賛のコメントが多数寄せられました。
「思いの外バズってしまったので外で着用できない…」
話題沸騰の「練りからしの小袋」リュックを製作したyukanaさんに、着想のきっかけやお子さんのリアクションなど話を伺いました。
Q.「練りからしの小袋」をモチーフにしようと思った理由を教えてください。
「そろそろリュックデビューしたいなぁと思っていたのでビビッとイメージが湧いた感じです」
Q.今回のリュックの製作時間を教えてください。
「子どもを寝かし付けた後に少しずつ作り進めました。2~3日かかりましたが、合計時間は分かりません」
Q.完成したリュックを初めて見た時の、お子さんのリアクションを教えてください。
「帽子は嫌がるのでリュックも嫌がるかなぁと思ってましたが、すんなり受け入れてくれました! むしろ気に入ってくれたのか、興味深そうに見たり持ってきたりします」
Q.大きな反響となりましたが、今のお気持ちを教えてください。
「思いの外バズってしまったので外で着用できなくなったのがちょっと悲しいです(身バレしてしまいそうなので)。でも、楽しんでくれる人がたくさんいたのでうれしいです!」
ちなみに、見事なリュックを制作したyukanaさんはイラストレーターとしても活動中。自身のインスタグラムアカウント(000yukana000)で作品を発表している他、別のアカウント(this_is_ykn)では育児をテーマにした絵日記を公開しています。
これからも独特な発想から生まれるあっと驚く作品を期待したいですね。
(Hint-Pot編集部)