話題
「本音が垣間見えてしまった」 お手伝いに感謝する母 小4の娘の反応に「将来有望」の声
公開日: / 更新日:
子どもが積極的にお手伝いをしてくれるとうれしいもの。X(ツイッター)では、お手伝いをした小学4年生の女の子が見せた「本音」に、注目が集まっています。お母さんから感謝を伝えられると、あるものをおねだり。母と娘の微笑ましい光景が目に浮かぶ投稿に、“いいね”が殺到しています。投稿者で女の子のお母さんの、さちうす子さん(@kisekimachi)に詳しいお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
洗濯物を取り込んでくれる娘さんに全力で感謝
小学4年生の女の子を育てる、さちうす子さん。配偶者さんと共働きで、両親とも離れて暮らしています。
配偶者さんと協力して家事育児を行っていますが、仕事が忙しくなり、洗濯物を取り込むタイミングがいつも遅くなってしまうことに悩んでいました。12月に入ってからは、洗濯物が冷えて湿ってしまうことも。そこで、留守番ができるようになった娘さんに、平日だけ洗濯物を取り込んでもらうことにしました。
家に帰ると洗濯物が取り込んであるのを見て、娘さんに抱きついて感激するさちうす子さん。学校から帰ってきて、寒空の下、家族分の洗濯物をひとりで取り込む姿を想像すると、全力で感謝を伝えずにはいられません。
喜んでくれるお母さんを見て、娘さんもうれしそうに反応。しかし、娘さんにはある思惑があったようで、さちうす子さんはそれについてXにこう綴っています。
「最近9歳娘が洗濯物を取り込んでおいてくれるようになったので、私が仕事から帰ると飛びついて抱きしめて『今日も全部取り込んでくれたの? こんなに寒いのに? ありがとだいすきなにこれかわいい』と顔を撫で回していると『うふふうふふ携帯買ってうふふうふふ』と本音が垣間見えてしまってた」
お手伝いをしたご褒美に、携帯電話をさりげなくおねだりする、かわいらしくて賢い娘さん。投稿は反響を呼び、7.7万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「かわいい」「買ったる買ったるーってなるなぁ」「なるほど子どもは大きくなると取引を覚えるのか」「策士 将来有望」「素敵なレディになりますね」などの声が上がっています。
携帯電話の購入は「なるべく先延ばしに…」
さちうす子さんによると、娘さんがお手伝いしてくれるのは、洗濯物を取り込むことだけではありません。学校の行き帰りに家のポストを確認して郵便物を持って帰ってくれたり、一緒に暮らしている2匹の猫のお世話をしてくれたりと、積極的に取り組んでいます。
こうして娘さんが進んでお手伝いをしてくれるように、さちうす子さんには普段から意識していることがあります。
「そのお手伝いがとっても家族の役に立っているということを本人が感じられ、イヤイヤではなく続けられるように、全身全霊で喜びと感謝と愛情を伝えるようにしています。脳内にムツゴロウさんを降臨させています」
また、娘さんに感謝しつつも携帯電話の購入には慎重で、「なるべく先延ばしにしたい」と思っているとのこと。娘さんはクリスマスプレゼントとしてサンタさんにも携帯をお願いしているそうですが、親としてはまだ快諾できないといいます。
「留守番が始まってから、連絡手段のために携帯を持たせるべきか迷っているのですが、携帯のゲームやSNSにどっぷり依存してしまうのが怖いので……。今は見守りカメラなどで留守番の様子を見ています。サンタさんにも携帯電話を頼んでいましたが、『サンタさんは携帯の契約ができないから無理だと思うよ。サンタさんがソフトバンクに並んでるの見たことないもんね?』と伝えました」
娘さんのことを第一に考え、優しく見守るさちうす子さん。これから娘さんが成長するにつれて、うれしいことも増えていくでしょう。ときには心配することもあるかもしれませんが、いつまでもお互いに感謝の気持ちを忘れない、素敵な家族でいてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)