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「世界一清潔な国」のゴミ事情 キッチン横のダストシュートから部屋に入り込む虫に衝撃 移住で知った生活の知恵

公開日:  /  更新日:

著者:荒木 優里

「世界一清潔な国」は街中がきれい

シンガポールの街中にはリサイクル専用のゴミ箱も【写真:荒木優里】
シンガポールの街中にはリサイクル専用のゴミ箱も【写真:荒木優里】

 シンガポール初心者としては、いろいろな人と出会い、つながりを作るなかで、現地での生活の知恵をさまざま身につけられるのはとてもおもしろいです。

 シンガポールというと「きれい」「クリーンな街」などのイメージが浮かぶことが多いですが、それは本当です。ゴミのポイ捨てに罰金が科せられていて、道路にゴミが落ちているなんてことはほとんどありません。

 また、ゴミ箱が街の至るところに設置されていて、なかにはリサイクル専用のものもあります。シンガポールでは近年、環境保護のためにリサイクルやゴミの分別への取り組みに力を入れているそうです。

 ただ、家庭ゴミの出し方の印象からすると、一人ひとりに分別意識が定着しているかは少し疑問が残ります……。それでも「世界一清潔な国」とされているだけあって、街中の衛生面には感動しています。日本人も安心して過ごしやすいこの国で、また新たな発見をするのが楽しみです。

(荒木 優里)

荒木 優里(あらき・ゆり)

米ニューヨーク州在住のフリーアナウンサー。慶應義塾大学を卒業後、KSB瀬戸内海放送、テレビ埼玉で局アナとして勤務し、報道番組のキャスターや情報番組の中継リポーターなどを担当。2022年夏に渡米し、現在は初めて体験する海外生活での奮闘ぶりを日々発信中。