寒さが苦手な愛猫のため、試行錯誤を続ける飼い主さんは多いでしょう。近年は、愛猫用のさまざまなあったかグッズを目にする機会も増えました。そんななか、ある飼い主さんは、愛猫と一緒に暖まれるアイテムを購入。暖かそうな一方、違和感を覚える様子がX（ツイッター）で話題になっています。詳しいお話を伺いました。

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ポケットから手足を出した黒ねこが話題に

「使い方間違えたっぽい」

　そんなひと言が添えられた写真に写るのは、もこもこのポケットに入った黒ねこ。ポケットには4つの穴が開いていて、黒ねこのかわいい手足が出ています。

　ポケットにすっぽり入り、カメラに目線を向ける姿はかわいらしいですが、何か言いたげな表情にも見えます。

　この写真がXで公開されると、7.7万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「あまりにもかわいすぎて爆笑しました」「この目、この表情、何かを訴えかけているような気が……」「そのままお出かけしたい」「助けろ早くって顔しててかわいい」など、さまざまな声が寄せられています。

うにくんの必死な訴え　「人間、見てないで助けろ」

　ポケットの中から視線を送っていたのは、元保護ねこで2歳の「うに」くん。真っ黒な被毛と大きなおめめがキュートな男の子です。

　寒い冬が近づき、飼い主さんは、インターネットで話題になっている“着る毛布”を買うことに。なんと、お腹部分にねこが入れるポケットがついており、愛猫と一緒に暖まることができる優れものです。さっそく着てみたところ、うにくんがポケットに入ってくれました。

「捕らわれた宇宙人のような姿と、何か訴えているかのようなうにのまなざしを見て、このアイテムの使い方を間違えたのではないかと感じました（笑）」

　うにくんは、穴から手足を出しておとなしくしていましたが、しだいに表情が曇っていったそう。

「この写真は、立っている飼い主の膝で、うにを支えている状態です。実際はソファなどでくつろぎいでいるときに使うものかと思います。うには『人間。見てないで助けろ』と思っていたのかもしれません（笑）」

　このあと、飼い主さんはポケットに入ったうにくんと一緒にくつろぐため、ソファに移動したそうです。

　冬はこれからが本番。うにくんと一緒にぬくぬくできる“着る毛布”を使う機会が、ますます増えそうですね。

○取材協力：うに2才（@uni_kuroneko）さん

（Hint-Pot編集部）