どうぶつ
元保護ねこが布団に“刺さる”理由 念願叶い2万人が祝福 「見守ってきたので感動」
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ねこと人間の赤ちゃんが仲良く寄り添っているのを見ると、ほっこりしますよね。X(ツイッター)では、赤ちゃんと戯れるねこが感動を呼んでいます。ねこは赤ちゃんに触れたくて、ずっと布団越しにチャンスを待っていたそう。赤ちゃんにハグされて幸せそうに目を細める姿に、2.3万件もの“いいね”が集まっています。飼い主の原田ちあき(@nijinoyatu)さんにお話を伺いました。
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息子さんに触れようと試みること数か月 努力が実ったぎがくん
「息子に触ってみたくて毎日布団に刺さり続けていたねこ、ついに息子と接触することができた」
そんなうれしい報告が添えられた3枚の写真には、元保護ねこで1歳の茶トラの男の子「ぎが」くんと、生後9か月を迎える原田さんの息子さんの姿が。1枚目と2枚目には息子さんが寝ている布団の下に潜って触れるタイミングを見計らうぎがくんが、3枚目には息子さんに抱きつかれてうっとりしているぎがくんの姿が写っています。
ぎがくんが息子さんに触れようとして注目を集めるのは、初めてではありません。以前も、ソファの上から息子さんに手を伸ばして転げ落ちる姿が話題になりました。
原田さんによると、ぎがくんは息子さんが生後2~3か月の頃から布団に“刺さり”ながら、どうにかして触れようとしていたそう。ずっと諦めずに試行錯誤を重ねてきたようです。
「息子に触りたいのと、布団に“刺さる”と私にかまってもらえると学習したようで、毎朝こうして“刺さり”に来ます」
奇跡の瞬間をとらえた写真がX上で公開されると、2.3万件もの“いいね”を集める大人気に。リプライ(返信)には「ついに!! (胸熱)」「おおおお! なんか感動です。ぎがくん良かったね」「ぎが! ついに。ずっと見守ってきたので感動しました」など、ぎがくんの努力を称える声がたくさん寄せられています。
とこちゃんと一松ちゃんの赤ちゃんへの反応は?
ぎがくんは積極的に息子さんとふれあいたいようですが、一緒に暮らしている元保護犬の女の子「とこ」ちゃんと、元保護ねこの女の子「一松」ちゃんの反応はそれぞれ異なるようです。
「とこはかなりの怖がりなので、基本的に息子と接触させないようにしています。私たち夫婦がそろっているとき、ペットゲート越しに顔を合わせることはあります。そのときは、とこも息子もお互いにこにこ笑顔を見せていますね。一松は、予測不能な行動をする息子に対して少しビビりぎみです。一歩引いて、いつもクールに見守ってくれています」
まだ小さな息子さんのことを、温かい目で見守っている3匹。原田さんご夫婦は、3匹と息子さんとの間でトラブルが起こらないように日頃から目を配っています。
「何かあっては息子にもねこやいぬたちにも申し訳ないことになってしまうので、普段から注意深く見守っています」
息子さんはもちろん、ぎがくんたちにもたくさんの愛情を注ぐ原田さん。大学講師の傍ら、漫画家やイラストレーターとしても活躍中しています。息子さんを描いたかわいらしいLINEスタンプも大人気。これからも家族みんなで仲良く、幸せな時間を過ごしてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)