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「ドイツでお店に入るとそんな雰囲気はないです」 初めての日本で驚き ドイツ人が母国との違いを実感した光景とは
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海外旅行へ行くと、母国との違いに驚くことが多々あるでしょう。初めて日本を訪れたドイツ人男性たちは、日本とドイツは共通点が多いと思う一方、大きな違いを実感したそうです。いったい、どんなことに母国との差を感じたのでしょうか。
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「似た面が多い気がして、親しみがあります」
共通の友人の結婚式に参列するため、ドイツからやってきたダニエルさんとパトリックさん。結婚式に合わせて休暇を取得し、3週間かけて日本各地をめぐっています。
初訪日だというふたりに、日本の印象について聞くと「ドイツと日本は、似た面が多い気がして、親しみがあります。順序やルールを重んじるところとかね」と、母国との共通点が多いというダニエルさん。
パトリックさんは「そうそう。でも、日本のほうが圧倒的に時間に正確。ドイツでは電車は時間通りに来ないからね(笑)」と、同意しつつも違いを感じているようです。
「日本のほうが迎えられている印象」
ふたりが日本で感じる母国との差は、時間に対する感覚だけではないそう。パトリックさんは、日本の接客サービスにも着目します。
「お店やホテルは、日本のほうが迎えられている印象を強く感じます。日本では、入った瞬間に挨拶をしてくれたり、お店の人もとてもフレンドリーだったり親切。ドイツでお店に入っても、そんな雰囲気はないです。『用事を済ませたらすぐに出なきゃ』と思わせる空気を感じます」
日本にはおもてなしの精神が根づいており、世界的に見ても、日本の接客サービスが高く評価されています。そうしたことからパトリックさんは、接客サービスに関して、母国との大きな差を実感。
従業員によるあいさつや親切な対応の一つひとつが、その店やホテルならではの安心感をパトリックさんたちに与えたようです。
残りの滞在でも、日本とドイツの違いを楽しみながら、日本でしかできない体験を重ねてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)