どうぶつ
「背中ポンしてた」 雷を怖がる先住犬に“弟”がまさかの行動 いぬ同士の温かい絆に感動の声
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1歳を迎えたラグナくん 体とともに心も大きく成長
素敵な“きょうだい”愛を見せてくれたのは、コーギーで3歳の女の子「もなか」ちゃんと、ボーダーコリーで1歳の男の子「ラグナ」くんです。雷が苦手なもなかちゃんは、少しでも雷がなっていると吠えてしまうことが多いのだそう。写真の撮影当日も雷が鳴り、怯えていたといいます。
「ふと気がつくと、ラグナがもなかのそばまで寄っていき、背中にポンと手を置いていました。数秒経ってもそのまま動かなかったので思わず写真を撮りました。手を置かれたもなかは、びっくりしたのか数秒間固まっていましたが、その後はまたワンワンと吠えていました。残念ながら“弟”の心はいまひとつ届かなかったようです」
今回は気持ちが届かなかったラグナくん。しかし、11月に1歳になり、体とともに心も大きく成長していることに、飼い主さんはうれしい気持ちでいっぱいだそう。
「ラグナが一方的にもなかに『かまってかまって』と絡みにいき、『いい加減にして!』と怒られる姿が日常です。いつもはラグナがもなかに怒られてばかりいるので、こんなに思いやりのある行動もできるのだと驚きました。優しい子に成長してくれて、本当にうれしく思います」
最近ではお互いの気持ちに配慮しながら遊ぶことも
最近は、お互いの気持ちに配慮しながら生活をしている様子だという2匹。
「2匹ともおもちゃを投げて取ってくる遊びが好きなのですが、おもちゃを投げたときに、もなかが先に取りに行けばラグナは行かない、ラグナが先に取りに行けばもなかは行かないなど、自分たちのルールがあるようです。どちらも揉めないように考えて動いているところは、さすがだなと思います」
今回、ラグナくんの気持ちは伝わらなかったものの、少しずつ心の距離を縮めているのは間違いないようです。もし、もなかちゃんが困ってしまったときは、またラグナくんが手を差し伸べてくれることでしょう。
○取材協力:もなか ラグナ(@corgimona0907)さん
(Hint-Pot編集部)