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「握りしめていた怒りが、ただの重りだったことに気づかされた」 ドイツ人が日本人男性に贈った“名言” 心が軽くなる言葉に大反響
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何かに対して怒りを抱えたまま過ごしていると、もやもやした気持ちになるもの。やり場のない思いはどうすれば晴れるのでしょうか。そんな感情を持つ日本人男性の心を軽くしたドイツ人の言葉が、X(ツイッター)で13万件もの“いいね”を集めて話題になっています。いったい、どんな言葉をかけられたのでしょうか。投稿者のかど / KAD 世界一周中(@kad4ani)さんに、詳しいお話を伺いました。
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旅先で出会ったドイツ人の言葉に感激
「旅を通じて人生を豊かにする」との思いから、世界中を旅するかどさん。今まで約110か国を訪れています。行く先々で、その国の文化や現地の人たちとの交流を通じて、多くのことを学んできました。
そんなかどさんは、ポルトガルに滞在しているとき、宿泊先で1人のドイツ人と相部屋になりました。共有スペースで互いに旅の経験などについて話している流れで、人生観や価値観の話に。
そのとき、ドイツ人が話してくれたことをXで綴っています。
「旅先で相部屋になったドイツ人が『誰かを許すのは、その人のためじゃない』『許せない相手に自分の人生を支配させないためだ』と話していて、その瞬間、自分がずっと握りしめていた怒りが、ただの重りだったことに気づかされた」
ドイツ人の言葉はかどさんの心に響き、投稿には13万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「めっちゃいいことを言いますね!」「名言」「心軽やかになる言葉をありがとうございます」「まさに目からウロコ」「素晴らしい! これぞ真理ですね。自分も長年許せない相手がいましたが、もう許そうと思いました。話してくれたドイツ人に感謝します」など、称賛の声が上がっています。
ドイツ人の言葉で気持ちが軽くなったかどさん
今回の投稿について、「自分にとって心に残るエピソードであり、なにげない日常の中に学びが隠れていることを共有したかった」と話すかどさん。ドイツ人がくれた言葉は、深く心に刻まれました。
「彼の言葉は、自分の心の中に抱えていた感情を見つめ直すきっかけになりました。その瞬間、怒りや執着が無駄なエネルギーを消耗させていたことに気づき、気持ちがすっと軽くなる感覚を覚えました」
多くの反響があったことをドイツ人に報告すると、喜んでくれたそう。さらに、「許すというのは相手のためではなく、自分を自由にするためのもの」という素敵な言葉もくれたといいます。