どうぶつ
20歳の「とんでもなくかわいい生き物」 お正月を一緒に迎えられた喜びに感動の声 「ありがたいですよね」「来年も再来年も」
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お迎え当初は弱々しく…とにかく長生きしてほしいと願う飼い主さん
菊千代ちゃんは2004年7月頃、空き地に放置されていたところを飼い主さんに保護されました。当時は生後1週間ほどで、とにかく弱々しく、獣医さんに育つかわからないと言われたそうです。
「ミルクもなかなか飲んでくれなくて苦労しました。哺乳瓶で授乳をしていた1か月半くらいの思い出はほとんどなく、ただ死なせないために必死だった記憶しかないです」
飼い主さんの献身的なケアで、元気いっぱいに成長した菊千代ちゃん。パッチリとしたうるうるの瞳がかわいらしく、「加齢で瞳孔の収縮がほぼなくなっているのですが、こういうことも愛おしくチャームポイントだと思っています!」と、飼い主さんは目尻を下げます。
菊千代ちゃんは食欲不振や首の良性腫瘍の切除手術なども乗り越え、何度も飼い主さんと新しい年を迎えてきました。こうして長生きできるのは、飼い主さんが“菊千代ちゃんファースト”な生活を続けているからこそ。
「保護したときからずっとノートをつけているのですが、気になったことはすぐ書き込んでいます。何かいつもと違うと思ったらすぐに病院へ行けるようにしています。ノートは今年で21冊目です。マッサージやブラッシングを欠かさず行って血流を良くして、腎臓のツボなどに温灸もしています。よく触ることでちょっとしたことに気づけます」
いつまでも一緒にいたいという飼い主さんの気持ちは、菊千代ちゃんにもしっかり届いているでしょう。これからも“ふたり”の穏やかで幸せな時間が続きますように。
○取材協力:mum(@y5_y5_san)さん
(Hint-Pot編集部)