どうぶつ
21歳の長寿ねこ ストレスフリーな生活で身につけた賢いアピール方法にほっこり 「もうなんでも言うこと聞いちゃいます」
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ねこが飼い主さんに何かをおねだりするとき、キラキラの目でじっと見つめたり、高い声で鳴いたり、アピール方法はさまざま。そんな姿を見ると、ついお願い事を聞いてあげたくなりますよね。今回ご紹介するのは、とっておきの表情でおねだりをするねこ。長年生きてきたなかで、「こうすればいい」という賢さを身につけたようです。飼い主のさくら(@tefu_tefu_cya)さんに詳しいお話を伺いました。
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上目遣いで飼い主さんをじっと見つめる姿にメロメロ
「この顔をしたら、だいたいの要求は通ることを知っている」
そんなコメントとともに投稿された写真には、上目遣いでカメラを見つめるねこが写っています。何か言いたそうな表情は少し切なげで、「こうすれば、飼い主さんがなんでも言うことを聞いてくれる」ことをしっかり理解しているようです。
あざとさと賢さあふれる一枚がXで公開されると、5000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「表情にやられちゃう~」「目元と口元がなんともかわいい」「もうなんでも言うこと聞いちゃいますよ~」「何が欲しいの??」など、さまざまなコメントが集まっています。
甘えん坊の春音ちゃんはこの秋22歳に
とっておきの表情でおねだりしたのは、女の子の「春音(はるね)」ちゃん。周りの人からは「はるちゃん」の愛称でかわいがられ、もうすぐ22歳の誕生日を迎えます。
春音ちゃんは秋生まれですが、飼い主さんの家にやってきたのは春だったそう。また、鳴き声がとてもかわいかったことから「春音」と名づけられました。人間が大好きで、甘えん坊な性格です。
話題の写真は、春音ちゃんがおやつをおねだりしているときに撮影されました。春音ちゃんのおやつタイムは投薬も兼ねているそうです。
「投薬もおやつだと思っているようで、決まった時間になるといつもこの顔で待っています。抱っこしてほしいときも同じ顔になります」
おやつタイムが終わると、春音ちゃんは満足げに毛づくろい。その後、寝床に向かったそうです。
飼い主さんは献身的な愛情で春音ちゃんをサポート
一般的に、ねこの平均寿命は15歳前後といわれていますが、春音ちゃんはそれを大きく上回る21歳の長寿ねこです。それは、春音ちゃんの健康を気遣う、飼い主さんの献身的な愛情があるからこそ。
「はるちゃんは腎不全を患っているので、腎臓に配慮したごはんを食べさせています。とにかく食べることが大事なので、食欲がないときは好きなものを食べさせるようにしています。あとは、とにかく自由に。はるちゃんにとってストレスフリーな生活になるよう、心がけていますね」
春音ちゃんが投薬を頑張れるのは、飼い主さんの優しさが伝わっているからでしょう。これからも穏やかで幸せな時間を過ごしながら、長生きしてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)