どうぶつ
23歳の元保護ねこ 長生きの秘訣とは? 穏やかに過ごす日常と飼い主の願いにエール
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「いつまでも一緒にいたい」と思うのは、動物と暮らすすべての飼い主さんに共通する願いですよね。ツイッター上では、23歳を迎えたねこと暮らす飼い主さんの思いを綴った投稿が、1万件超もの“いいね”を集める共感を呼んでいます。シニア期を迎えたねことの暮らしについて、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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人間年齢だと108歳のモカちゃん さらなる長寿を願う声が殺到
「モカさんは十分すぎるほど、本当によく頑張ってくれているのだけれど、まだそばにいてほしいと思うのは人間のわがままかな」
そんな愛あふれるコメントとともに投稿された写真には、カメラを向けた飼い主さんをじっと見つめる元保護ねこの女の子「モカ」ちゃんの姿が。美しい大きな瞳と、幸運を呼ぶといわれる“かぎシッポ”の持ち主でもあるモカちゃんは、現在23歳。人間年齢にすると108歳を超えるご長寿ねこです。
モカちゃんとの出会いは、飼い主さんが偶然読んでいたタウン誌の記事がきっかけ。「子ねこが生まれました」という里親募集に応募してモカちゃんに会いに行くと、飼い主さんはすぐにお迎えを決めたそうです。
長い年月をモカちゃんとともに歩んできた飼い主さん。その思いを綴ったツイートは、瞬く間に1万件もの“いいね”が集まる大反響に。
リプライ(返信)には「わがままだなんて……どの親御さんも同じ気持ちですよ」「きっとモカさんもまだまだ一緒にいたいと思っているのだと思います」「まだまだ元気に穏やかに長く一緒にいてください。幸せなご長寿。あやかりたいです」など、モカちゃんと飼い主さんにエールを送る声がたくさん寄せられています。
モカちゃんの長寿の秘訣は食事と運動にあり!
クールで落ち着いた性格ながら、ツンデレな一面もあるモカちゃん。若い頃はおもちゃで遊ぶ活発なところもありましたが、年齢を重ねるにつれて、少しずつ性格に変化がみられるようになったそう。
「夜中に『おやつちょうだい!』と鳴いて起こしたり、私のベッドを独占したりするようになりました。少しでも気に入らないことがあると、しばらく拗ねることも。シニア特有の頑固でわがままな面を見せてくれるようになって、愛おしいです」
23歳とは思えないほど若々しいモカちゃんは、これまで大きな病気やけがをしたことがないそうです。そんなモカちゃんの長寿の秘訣とは?
「自らごはんをしっかり食べてくれているのと、毎日の適度な運動(ベッドの登り降り)が健康につながっているのだと思います」
さらなる長寿を願う飼い主さんと多くの人たちの声は、きっとモカちゃんの心にも届いたことでしょう。これからも優しい飼い主さんにたくさん甘えながら、幸せな日々を過ごしてね、モカちゃん!
○取材協力:モカ(23歳)(@catmocha200116)さん
(Hint-Pot編集部)