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「言葉がわからないことがけっこうあった」 メキシコ人が日本で感動 親切さを感じた瞬間とは
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日本人は礼儀正しく、親切。首相官邸が発表した「各国における日本に対するイメージ」調査によると、訪日後に多くの国の人がそう答えています。3日間という短い期間ですが、日本滞在を楽しんだメキシコ人女性2人組。言葉が通じないなかでも、日本人のおかげでとてもエンジョイできたといいます。ふたりが日本人の親切さを感じた瞬間とは。
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日帰りで京都の神社仏閣や先斗町へ
メキシコ人のシンシアさんとイェリルさんは、マレーシアなどアジア各地への出張を終えたあとに休暇を取り、日本に3日間だけ立ち寄りました。1日は京都で過ごし、残りの2日間を東京で過ごすことに。
「京都は日帰りで行きました。東京から新幹線だったので、移動時間もあっという間でしたね。神社やお寺をめぐって、先斗町にも行って。メキシコで待つ子どもたちのお土産に着物も買えたし、1日でしたが堪能しました」
ふたりは「日本での滞在は、何もかもがエクセレント!」だったといいます。とくに驚いたのは、日本人の規律正しさでした。
「京都で市場に行ったのだけど、ああいった人が混雑している場所でも秩序が保たれていて、とても清潔。驚きました」
スマホがあればコミュニケーションも大丈夫
旅行中に、言葉の壁を感じる訪日外国人も多くいます。彼女たちはどうだったのでしょうか。
「私たちは英語とスペイン語しか話せないので、日本の方と互いの言葉がわからないことがけっこうありました。でも、日本の人々はGoogle翻訳だったり、スマートフォンの画面を見せてくれたりして、問題を解決してくれました。親身になってくれる人がたくさんいました。日本はとても親切な人が多いですね」
さまざまな工夫を凝らして、短いながらも多くの経験ができたといいます。濃厚な時間を過ごしてメキシコへ戻る彼女たち。子どもたちが日本のお土産を喜んでくれるといいですね。
(Hint-Pot編集部)