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「約1年でこうなってしまうのが、写真好きの恐ろしいところ」 女性のビフォーアフターに驚きの声 「見事に沼ってますね」
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気軽に始めた趣味でも、思いがけず深くのめり込んでしまうことがあります。X(ツイッター)では、カメラにハマった女性の、1年後の姿が「沼っている!」と話題に。ビフォーアフターを比較した2枚の写真は、1.9万件もの“いいね”を集め話題になっています。投稿者の蒼井 ゆい/ photographer(@_Aoi_Yui_)さんに詳しいお話を聞きました。
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カメラに「沼った」1年後の姿に反響…
「約1年でこうなってしまうのが、写真好きの恐ろしいところ(笑)」
そんなコメントが添えられた2枚の写真には、どちらもカメラを持つ女性が写っています。1枚目の写真は、小型カメラを顔の前で構えています。カメラは、女性や初心者にも人気が高く、レトロなデザインがかわいらしい「Nikon Z fc」という機種です。
2枚目は、1枚目とは打って変わって、迷彩柄のバズーカ砲のような超望遠レンズを装着したカメラを、真剣な顔で覗き込む姿が……。服装も黒一色で、背中には機材がたくさん詰まっていそうな大きなリュックを背負っており、かっこいい印象になっています。
この投稿は1.9万件の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には、「←オシャレ女子 ガチカメラマン→ 見事に沼ってますね」「もう、バズーカやん」「カメラの世界に浸かりましたね」「求めると終わりがない」「まさしく沼っ!(笑)」「あるあるあるある(遠い目)」など、さまざまな声が寄せられています。
「日常の何気ない瞬間を写真に残すことがカメラの真意」

投稿者のゆいさんが写真を撮り始めたきっかけは、1枚目の写真でも写っている「Nikon Zfc」との出合いでした。「絶景スポットや世界遺産のような特別な場所に行かなくても、日常の何気ない瞬間を写真に残すことこそ、カメラの真価だと考えています」と語るゆいさん。
被写体が持つ魅力を最大限に引き出すことを第一に心がけて写真を撮影しているそう。1年で扱うカメラが随分と変わりましたが、写真を撮ることの姿勢や思いは変わらないといいます。
「スナップ写真だけでなく、野鳥や動植物など、幅広い被写体に挑戦する機会が増えました。そのなかで変化があったとすれば、さまざまな被写体やジャンルに触れ、カメラやレンズの性能による、被写体との相性を実感するようになったこと。最初は何気なく撮っていましたが、次第に被写体の持つ魅力を最大限に引き出すことを意識するようになりました」

写真を撮ることに真剣に向き合い続けた結果、「特別な観光名所や世界遺産でなくとも、日常のワンシーンが特別な瞬間に変わる1枚を生み出せるようになった」と感じているようです。