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「とても高価だったものの、おいしいとは思えなかった」 イタリア人女性が日本でがっかりした意外な食べ物とは
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どんなに高級でも、好みが分かれる料理はあります。日本を訪れた経験のあるイタリア人女性は、日本のある料理についてはっきりと「好きではありません」と言いました。それはどんな料理だったのでしょうか。
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約10年前、日本に24日間滞在して全国各地を旅行
イタリア人のアントネッラ・ドメニチさんは、イタリアの歴史ある公立大学のひとつ、ペルージャ大学の教授です。
日本を訪れたのは、約10年前。イタリア鉄道会社の元エンジニアである夫・マッシモさんとともに旅行しました。24日間滞在し、東京や日光、鎌倉、箱根、日本アルプス、飛騨高山、白川郷、金沢、名古屋、京都、奈良、高野山、広島、宮島など、全国各地をめぐったといいます。
自らリサーチをして旅の計画を練り、じっくりと日本を堪能した夫妻。心ゆくまで自然や文化、歴史に触れて、充実した時を過ごしました。
脂身が多すぎておいしいと思えなかった高級料理
ラーメンやお好み焼など、日本のさまざまなグルメを味わったというアントネッラさん。しかし、ある高級料理だけは口に合わなかったといいます。
「東京のレストランで神戸牛を食べましたが、好きではありませんでした。とても高価だったものの、おいしいとは思えなかったです。好きな人が多いと聞いていましたけど、私には脂身が多すぎました」
神戸牛は、日本が誇る三大和牛のひとつ。サシといわれる霜降りの脂がたっぷりと入った肉質は、旨味や甘みが感じられ、とろけるような食感が人気です。外国人観光客からの知名度も抜群で、一度は食べてみたいという人も多い食材ですが、アントネッラさんの口には合わなかったといいます。
それでも、アントネッラさんの日本に対する好印象は変わらなかったようです。もちろん、日本にはさっぱりとした味わいのグルメもたくさん。また日本に訪れて、お気に入りの食事を見つけてもらいたいものですね。
(Hint-Pot編集部)