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「こたつの中で衣類を乾かさないで」 火災発生の危険も 経産省が注意喚起
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日本の冬の風物詩でもあるこたつ。暖房器具のひとつとして、活用している家庭も多いでしょう。ただ、本来の用途以外の使い方で思わぬ危険を招くことも。【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室)の公式X(ツイッター)アカウント(@kochijiko)では、こたつでやってはいけない使用方法について注意喚起しています。
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「こたつを出しているご家庭も多いのでは」
入ると体が暖まるこたつは、動きたくなくなるほど快適な暖房器具。ぬくぬくしながら過ごすのが至福の時間だという人も多いでしょう。
しかし、使い方を誤ると、事故につながる危険性があるため注意が必要です。同アカウントでは「冬の時期、こたつを出しているご家庭も多いのでは」の書き出しで、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)による動画を投稿。「洗濯物をこたつで乾燥させる行為は大変危険です」と、注意を呼びかけています。
「こたつで洗濯物を乾かしてしまうと……」との見出しで始まる動画では、こたつで洗濯物を乾燥させようとしたところ、ヒーター部と接触して発火したという事故を再現しています。
最初はスイッチを切った状態で、こたつの中に毛布や衣類が積み重ねて入れられています。スイッチを入れてしばらく経つと、白い煙が出始めました。やがて、ヒーターの熱源に近い部分にある毛布が発火し、炎も広がり始めます。
投稿では、「ヒーターユニットに接触するなどして発火、火災に至る可能性があります。こたつの中で衣類を乾かさないでください」と注意喚起。暖房器具としての本来の用途とは違う使い方をすると、大きな危険があることを示しました。
空気が乾燥し、火災が起きやすい季節です。風の強い日などは延焼が早く、被害が大きくなることも。洗濯物が乾きにくい時期でもありますが、暖房器具の誤った使い方で、思わぬ事故を起こさないように気をつけましょう。
(Hint-Pot編集部)